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夢を見れなくなった大人たち

いつまで見てんだ。白昼夢。
かつては見ていた夢だから。
叶わぬ夢なら、見ない方が幸せだ。
夢を見ずとも生きられる。

だから教えてあげるんだ。
どうせ無理だよ。君には無理だ。
傲慢?上から?全然違うよ。教えてあげているんだよ。これを親切と言うんだよ。

名無しが叩く、徹底的に。
何者かになろうとしている者を。

何者にもなれない亡者たちが、
目立つな。枠から出るな。それが一番安全だ。
死んだ目をしながら毎日呟く、偽りの仮面をつけたまま。

もう自分ではどうにもできない。
いつしか夢を見る者に、憎悪を込めることしかできなくなった。
許してくれ。有名税だ。だって儲けているんだろう。おれより豊かなんだろう。
今日も掃き溜めのような悪意を抱いて床につく。どうか明日が来ませんように。

そんな大人を見て、子供たちは無垢にマネするのだ。

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感想や考察よりも夢を諦めた大人というタイトルで、内側から出てくるものを言葉にしたいと思った次第です。

夢を諦めた人たちの人物描写は西野さんの実体験なのかなぁ。

ブルーノの「うちのチビの未来をお前が勝手に決めるな」ってセリフ、最高にぐっときました。

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