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おやすみなさい・・・

一昨日から疲れを感じ始めている。金曜日は自分のイベントの練習と、好きな歌手のライブで何とか乗り切ったが、その後がいけない。

数年前から更年期の症状が出ていて、それでもここ最近はあまり気にすることなく過ごせていたが、ここに来て急に非常な疲れと、意欲の低下を感じている。季節の変わり目でいきなり暑くなってきていることも関係しているかもしれない。

土日は殆ど、寝て過ごした。先日神保町へ行って買ってきた、成瀬巳喜男監督の『浮雲』のDVDを少し観てみたが、どうにも陰気な話でいけない。途中で鑑賞をやめた。

mixi の呟きに、かなり突っ込んだことを書いたけれど、変わらず友達のアカウントからの「足あと」が金曜日に付いた。“いつも読んで下さっているのは弟さんですか?    どのような事情があってのことか知りたい気持ちがある”…ということを書いたのだが、先方では一体何を考えているのか・・・。

友達のたかちゃんの名前を、いまも一人呼んだりする。「たかちゃん」なんて名前で、一度も実際に彼に呼び掛けたことなんてない。あれだけ用心深さを感じさせていた友達が、本名を教えてくれた時の歓び・・・。僕は一生、彼のことを忘れることなんて無いのだろうなぁ…って思う。

最近になって思うのは、2019年の夏に、倍賞千恵子さんのコンサートの場で彼と逢えないことになって、それから僕は mixi の場での書き込みをする気持ちが小さくなっていったような気がする。友達もあの時のことが引っ掛かっていたのかな……電話でその話題を話したこともあった。彼は、いきなりコンサート会場の場で顔を合わせるなんて「こわいですよ」…と、あの時のことを振り返って言っていた。

僕はなぜ、彼と実際に逢ってみたいと思いながら、そのような場をセッティングしなかったのか…。そのことがやっぱり悔やまれる。

昨年の今頃は、2021年4月10日からの一ヶ月間を追体験するような気持ちで過ごしていたと思う。そうだ…カレンダー的には昨日の土曜日が、三年前に彼から連絡が来た時のシチュエーションと重なっていた筈なのに、疲れの為に何の感慨も抱くことなく過ごしてしまった。いつ終わってしまうとも知れぬ時間との競走の中で、友達と緊張感に満ちた遣り取りを交わした日々。なんて愛しい時間だったのだろう。


今日は実は全然違う内容をここに書くつもりだったのに、書き始めたらこうなっていました。

最後だけ辻褄を合わせて、この曲のリンクを貼ります。以前の記事にも既に書いた、ビヴァリー・ケニーの「Snuggled on Your Sholder」。

友達と実際に遣り取りをしていた時に、彼とこの曲を共有したことは無いのですが、この曲を聴くと友達のことを思います(正確には、彼自身によるものとは思えない「足あと」が付くようになってから、この曲のことを書いたことはありますが…)。

ビヴァリー・ケニーという歌手も、凄く悲しいことのある方です。この可憐な歌い手さんの、最初のデモ録音の一つであるこのヴァージョンがとても素晴らしいと思いますが、その後正式にレコーディングされたヴァージョンのものと、今日は二つ並べてリンクを貼ります。

この記事を書いて、少し元気になりました。皆さん、素敵な夢を・・・!!


(♬.*゚1954年 デモ録音)


(♬.*゚1955年  ルーストで録ったもの)

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