日記 2024/04/01〜2024/04/07 桜満開

2024/04/01

スペイン語の勉強は基本的にDuolingoで行い、スペイン語の参考書を補完する形で使っている。Duolingoは毎日使っているのでレッスンのステージだけは上がっていっているが、どの程度スペイン語が身についているのか実感する機会が全くない。その機会は、スペイン語教室に行くなりで今年中に、可能であれば今月にも始めたいと思っていて、教室に行くことでどれだけのスペイン語が身についているのか、いや、おそらくそれはどれほど身についていないのか実感させれらることになると思うが、どうなろうとその機会を求めたい。今年に入ってからスペイン語の学習欲が高まっているのと同時に、実践する機会を自分自身が欲しがっている。今日から新年度だ。何かを始めるにはいい月じゃないか。

以前、スペイン語を勉強し始めたときに読んで印象に残っている本をまた図書館で借りた。青山南『60歳からの外国語修行 メキシコに学ぶ』。岩波新書で薄い本ではあるが、『パリ・レビュー・インタビュー』の青山さんが書いた本ということもあって文学要素が強く、それでいて文体が砕けていているから読みやすい。それに本のタイトルだ。60歳からでもスペイン語修行を始めることができるのだと、60歳から始めた人がいるのだと、本を読む前から、表紙を見るだけで、スペイン語だけでなく他の言語を学ぶ人の励みになるものじゃないか。

この本は初読のときにかなり面白く読んだ記憶があったから、本の内容もそこそこ覚えているだろうと思っていたのだが、実際には冒頭からかなりの部分を忘れていた。僕は先日まで『オン・ザ・ロード』を読んでいたが、青山さんが「オン・ザ・ロード」の翻訳をしていることすら知らず、冒頭の「オン・ザ・ロード」を辿るためにメキシコに行ったくだりも全く覚えていなかった。僕が持っている『オン・ザ・ロード』は、実際には『オン・ザ・ロード』ですらなく『路上』のタイトルで、福田実さんが訳したものだ。僕はこの訳での『路上』を楽しく読んで、翻訳の文体も好ましいものであり何の不満もないが、青山さんが『路上』=『オン・ザ・ロード』の翻訳をしていると知って、俄然この本への興味が湧いた。青山さんの訳も読んでみたい。

『60歳からの外国語修行 メキシコに学ぶ』を読んで、言語習得はやはり実践あるのみだという思いを強くした。

今日、娘は100円ショップに行っておもちゃのマイクを買ってきていた。専用のマイクだ。マイクにかぶりつくようにして歌っていた。またカラオケに行きたい。カラオケ楽しい。

明日からは実家に帰省する予定で、今からまた準備をしないといけない。明日まで天気はもつようだが、明後日からは雨。外で遊ぶとしたら明日しかない。とりあえず、早めに向かうことにしたい。

2024/04/02

10時半頃、佐世保へ。そこそこ混んではいたが、順調に進み、2時間ほどで佐世保に着いた。

昼はひかりバーガー。ベーコンエッグバーガー。佐世保出身だが、いまだに佐世保バーガーの定義がわからない。スペシャルバーガーが佐世保バーガーなのか、普通のハンバーガーでも佐世保バーガーなのか。ひかりは子ども頃から食べてきたが、いつも買っていたのはハンバーガーではなくホットドッグで、だから考えれば佐世保バーガーというのを僕はあまり食べてきていないのかもしれない。今日はホットドッグではなくベーコンエッグバーガー。佐世保バーガー?美味し。

ニミッツパークは桜満開のように見えた。明日は大雨なので桜は散ってしまうのかもしれない。車の中からニミッツパークの桜を見たけれど、歩くまではしなかった。大雨の後も桜が残っていれば花見をしたいものだ。

昼は家でゆっくりと過ごし、夕方から五番街へ。トイザらスへ行ったら売り場を変えているところなのかおもちゃの棚が少なくなっていて、結局トイザらスでは欲しいおもちゃが見つからなかった。福岡でよく行く雑貨屋が五番街にも入っていて、そこに行ったらシナモンロールのぬいぐるみがあったので、それを買ってもらっていた。サンリオピューロランドに行って以来、娘はシナモンロールが気に入っている。今まで見たことがないシナモンロールのぬいぐるみだったので、娘は買ってもらって嬉しそうにしていた。
娘は佐世保行きが決まってからずっと楽しみにしてきた。佐世保行きまであと何回寝たら?と何度も尋ねてきた。おじいちゃんおばあちゃん、猫に会うことを、そしておもちゃを買ってもらうことを楽しみにしていたのだろう。

で、夕飯はスシロー。娘が喜ぶだろうと思ってのことだった。僕は大学以来のスシローだった。入店から注文までタッチパネルでできて驚いた。入店は人数を入れればテーブルを指定されて、そこに行けばいい。注文はタブレットで。店員と接する機会はほとんどない。娘は満足していたようでよかった。

早めに帰宅し、ネットでホークス戦を観て勝利を見届ける。いい試合だった。大関はナイスピッチングだった。

娘が寝た後、23時半頃まで話して就寝。

2024/04/03

朝方4時頃、雷の光と音が凄まじく、目が覚めた。結構近くにも落ちていたようで、雷轟により家が小刻みに振動していた。

我が家の猫は雷が恐ろしいようで、稲光が部屋に差し込むと体を縮こめ、うーうーと唸る。体の内側から音を絞り出すように唸るから、よほど怖いのだろう。4時半頃に起きてトイレに向かうと、身を縮こめた猫と目が合った。助けを求めるような目をしていた。僕らが寝ている部屋に来てもいいよと声をかけて誘ったのだが、部屋には来ようとせずに、ただ僕を見ていた。体を撫でると、喉を鳴らしていた。撫でると気持ちよさそうにして、これは喜んでいるのかと思ったが、喉を鳴らしながらも、うーうーと体の内側から聞こえきた。しばらくすると猫は母の部屋に行った。母が言うには、雷が鳴るといつも母のベッドに潜り込むらしい。僕が部屋から出てきたのがわかって、布団から向かってきたのかもしれない。

布団に戻ってしばらくの間、雷が鳴り続け眠ることができず、このまま朝を迎えるのかと思ってスマホを触っていたらいつの間にか寝ていた。こんな状況でも眠ることができるのだ。寝つきがとても悪い僕でもまだ。

で、9時過ぎにゆっくり起きる。日中も酷く雨が降り、時折雷が鳴ったと思ったら突然止み、しばらくするとまた大雨が降ってはまた突然止むといった不思議な天気だった。

昼からは久しぶりにゴルフの練習に行った。実家にゴルフのフルセットを置いていて、アイアンはミズノのMPシリーズを使っているのだが、しばらくゴルフクラブを触っていないからたぶん上手く打てないだろうと思って、福岡に置いているSRIXON GIEのアイアンを1本だけ持って行った。


ゴルフクラブを握ること自体たぶん3年ぶりくらいで、ドライバーとかヒール部分に当てて壊してしまうのではないかと思っていたが意外と打てた。球はあっちこっちいったが、広いフェアウェイであればギリギリOBにならないくらいの方向には球は打てるかもしれない。

アイアンはミズノでも打てないことはないが、SRIXON GIEの方が圧倒的につかまりがいい。久しぶりにコースに行くのだから、やはり今回はSRIXON GIEを使う方がよさそうだった。ユーティリティは割と安定して打てたので、困ったときにはユーティリティを使いたいと思う。

久しぶりにゴルフクラブを握ることになるからまめができるだろうとは思っていたが、左手の人差し指にまめができてすぐに皮がむけた。1時間程度の練習予定ではあったが、最後の30球は手が痛くて打つことができなくなった。アプローチの練習で軽く流して練習を終えた。明日は筋肉痛にもなるだろう。

しかし1時間練習をしてみて、ゴルフの練習はとても楽しいものだと思った。1球打ってスイングを確認して少し変えてみてまた打ってみる。同じようにスイングしたつもりでも、立つ位置などやスイング軌道の再現性が低いからか球の軌道は安定しないが、それでも1球ずつ考えながら打つのが楽しい。

コースに行ってもきっとスコアはひどいものになるだろうが、今日練習して行くのが楽しみになった。雨は降っていたが、半袖1枚でも十分の気候で、練習していて気持ちがよかった。コースだとさらに気持ちがいいだろう。スコアが悪いとしても今回は友人と行くのでさほど気にする必要はない。

2024/04/04

昨夜、猫が寝室のカーペットの上でうんちをした。

一昨日から稲光を怖がって、猫トイレを置いてあるリビングにあまり入ろうとしなかったのだが、トイレをした痕跡がなかったので母も不思議がっていたのだ。おそらく、僕らの寝室に逃げ込んだときに溜まっていた小便を放出し、それがマーキングになったのだろう。そういえば一昨日の夜に小便臭いと妻が言っていたが、その時点で既に大量の小便をしていたようだ。マーキングによって寝室がトイレと化し、雷がおさまってからもリビングのトイレではトイレをしようとせず、溜めた状態で寝室に入るタイミングを伺っていたのだろう。そして寝室に入るたびに小便を放出し、うんちもするようになったということだと思う。昨夜、寝る前に寝室に入ったら明らかにうんちの臭いが部屋に充満していて、妻がコロコロうんちを発見した(コロコロうんちだったのでまだよかった)。完全に寝るモードに入っていたが、うんちの始末をして臭いを逃すために窓を開けたがしばらく臭いは部屋に残り、臭さとうんちが部屋にあった事実のために、なかなか寝ることができなかった。

そして、朝、娘がリビングに行ったときに寝室の状態を開けたままにしていて、そのときに猫が入ってきた。キョロキョロしながら動き回り、挙動が怪しいなぁと思っていたら、昨夜うんちをしていたあたりで中腰になり止まったかと思うと数秒の間にうんちをした。また昨夜と同じようにうんちの始末、窓を開けて臭いを逃さないといけなくなった。

今はたぶん寝室をトイレしてもいい場所として認識しているだろうから、寝室に入らないように注意をしないといけない。しかしうんちしていたときの猫の顔はいま思い出しても面白いものだった。中腰になった時点でヤバいと思って猫の名前を呼んで何とかやめさせようとしたのだけれど、「何か?何にもしてないけど?」と、我関せずの堂々とした顔でうんちを落としていったのだ。

というわけでうんちの始末に終われる朝で始まった。

天気が良かったので、昼ごはんを食べたあと、ニミッツパークに桜を見に行った。

まだ春休みということもあって、遊具のあたりは子どもでいっぱいだった。酒盛りをしている人たちもいたようだった。2日間の雨で桜はかなり散ったようだったが、それでもとても綺麗だった。娘はほとんど桜を見ることなく遊具で遊んでいて、僕は一緒に遊んでいる間に桜を見る程度だったけれど、その美しさを堪能できた。桜の木々に囲まれたような形で遊ぶのは贅沢なことだった。


今日までPayPayドームで試合が行われるため、ホークス戦への移動に巻き込まれないよう、17時前に佐世保を出た。順調に進み、19時頃自宅に着いた。途中からホークス戦の中継をラジオで聴いていたが、1回から6点入る展開で、ストレスフリーに運転できた。

2024/04/05

今年に入ってから体の不調で病院に行く機会が多い。と言っても、その病院は耳鼻科か泌尿器科で、つまりは不調が生じる箇所は決まっている。東洋医学では腎と耳は深く関係していると言われ、腎が不調となると耳鳴りとして現れるそうだ。僕に起こっているのはまさしくそれで、であれば東洋的アプローチをした方がいいのかもしれないが、まずは病気が潜んでいないか西洋医学的に確認してもらう必要はある。ここ1週間はど尿を出すときに尿道が痛むため、それを診てもらいに泌尿器科へ行った。右耳も聞こえづらいときがあって元々は耳鼻科の予約をしていたのだが、尿道の痛みが取れないことと、病院のはしごをする気にはなれなかったので、耳鼻科の予約はキャンセルして泌尿器科へ行くことにした。耳の違和感が治らなければまた耳鼻科に行かなければいけないが、今のところは気にならなくなってきているので、このまま耳鼻科良くなってくれればいいのだけれど。

泌尿器科は何時に行ったっていつも混んでいて、予約をしていても診察まで1時間待ちなんてざらだ。どうせ尿検査になると思って、病院の前にはトイレに行くことを控えるが、診察の時間を迎える頃にはトイレに行きたくて仕方がなくなった。いつものことだ。もう我慢できないと思った頃に診察に呼ばれ、やはり尿検査。検尿のために尿を出したらまたその結果待ちで待合室へ。

待合室で待っている間は、九段理恵の『東京都同情塔』を読む。ジョージ・オーウェルの『1984』に似たディストピア感があって、『1984』ほどではないが、明るく見えるような世界がありながらも、統制された画一化された社会へと向かう暗さが充満している。牧名は言葉に対する繊細な感覚を持っているように持っていて、言葉を点検するように扱い、言語そのものに対する深い疑念とともに諦念を持っているようだ。この小説の舞台となる千駄ヶ谷駅は、先日東京へ旅行したときに泊まったホテルの最寄り駅で、そのときの千駄ヶ谷あたりを思い出しながら本を読み進めた。

検査の結果、炎症などは特に見られず、前回診てもらったときの頻尿のもととなっている症状が悪化した結果ではないかということだった。処方された薬を服用してしばらく様子を見ることに。今年は病院ばかりでうんざりだ。とほほ。

2024/04/06

朝、会社への道を歩くだけで桜を眺めることができる。この時期だけのご褒美のようなものだ。明日までは晴れの予報で、気候も暖かく、ロンT一枚のみで快適。いつもより少しゆっくり歩いて会社へ向かい、途中何枚か写真を撮った。朝8時過ぎだったが、花見をしている人もちらほらいた。桜も今週までか。

昼で在宅に切り替え、ホークス戦の中継を聴きながら仕事。モイネロは6回までノーヒット、荘司相手に打ちあぐねていたが7回表にようやく1点をもぎ取り、このままいけばモイネロに勝利投手かと思われたが、あまり調子の上がらない藤井が打たれて逆転され、モイネロの勝利は消えた。このまま終わるかと思っていたら、ギータのホームランでまた逆転。さらに川村と中村晃の追加点でオスナへ繋いだ。このままオスナが抑えてくれればと思っていたら1点差まで詰め寄られ、なんとか1点差のまま勝つことができた。

開幕前に懸念されていた先発は、今のところすこぶる調子がいい。先発が崩れて負ける試合は現時点ではない。先発は試合を作るものの僅差で負けるか、リリーフが打たれてしまうか。ホークスのリリーフは盤石だと思っていたが、勝ちパターンの藤井とオスナの調子が上がってこないのが心配だ。とは言うものの、総じてホークスは強く、山川獲得やその後の人的補償で完全なヒールチームと化したが、ヒールチームとしての強さを見せつけている。このままヒールチームとして憎ったらしいほどの強さを見せてくれればいい。応援しているチームがヒールになっている状況は、ごたごたがあった時期こそモヤモヤしたものの、贔屓の地元チームから応援するチームを変更するわけにもいかないし、なんだかんだ言っても僕はホークスが好きなのだ。たとえヒールチームであろうとも。

だからホークスをこれからも応援し続ける。勝っても負けても。今は勝ち続け、いい試合ばかりだから見ていて楽しい。

今日から高橋源一郎の『優雅で感傷的な日本野球』を読み始めた。再読。冒頭から引き込まれる。すごくワクワクする設定。

2024/04/07

今日も桜を見ながら出勤。ところどころ葉桜となっている木もあって、桜を見ることができるのもあと数日。今年は花見こそしていないが、じっくりと桜を見ることができてよかった。

今日は余裕のある1日で、半日以上をナレッジの管理に時間を充てることができた。これまでGHEで管理してきたものを徐々にNotionへ移行させているのだが、Notionはページを階層化しづらく、GHEのときのように使うことが難しかった。GHEと同じように使うのはどうすればいいか考えてきたのだけれど、3月から移行作業を進めるうちに、そしてNotionを触り続けていくうちにNotionで使えそうな機能が分かり始め、今日になってこれでいける!となった。パズルがはまったような感覚になって、午後はずっとNotionを触っていた。これまで移行してきたページも、利用しやすいように改修した。

午後からは昨日と同様にホークス戦の中継を聴いた。逆転負け。スチュワートは踏ん張っていたが、中継ぎが耐えることができなかった。藤井が登録抹消となって若干手薄となっている今、こうなることは仕方がない。打線もまだ本調子ではないバッターが多く、今後上がっていく可能性はある。

スペイン語をさらに上達させるべく、教室を探してきたが、よさげなのをいくつか見つけた。一つは仲介に入ってもらって教師とほぼマンツーマンでレッスンしてもらうというもの。近所のカフェでレッスンしてもらうことになりそうだ。料金も手頃でよさげ。ただ入会金が高い。あと一つは、ずっと知っていたのだけれど文化センターみたいなところ。こっちは入会金はそう高くはないが、月会費がそこそこする。ただ、今は春のキャンペーン中で数ヶ月は数千円安く受講することができる。いずれのサービスも一長一短あるが、今のところ気になっているのは文化センターの方だ。どっちも無料体験ができるので、一旦無料体験を受けてみた後で考えてもいいかもしれない。

とりあえず問い合わせをしてみて、早ければ来週には体験レッスンを受けてどうするか決めたい。

Vampire Weekendの新譜『Only God Was Above Us』がすげーいい。

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