きょう心にしみた言葉・2024年2月27日
絵本「だいじょーぶのほん」を描いたのは、似顔絵作家「しーこ♪」として活動する川久保静華さんです。
川久保さんは、HSP(ハイリ―・センシティブ・パーソン)と呼ばれる感受性が非常に高く周囲の刺激に敏感な気質です。自身の経験などをもとに絵本を作りました。NHKニュースが詳しく伝えています。
NHKニュースの中で、川久保さんはこう語っています。
「自分の気持ちを言うのが恥ずかしいって思っていたり、泣いたり怒ったりしたらダメだなとか 自分をダメってしばっている子に読んでもらって心をほどいてもらえたら」
川久保さんは、子どものころから繊細で自分を責めやすく、「怒ってはダメ」などと感情を抑えていたといいます。
そんな小さいころの我慢が、大人になっても自分をしばっていることがあると感じ、子どものうちに解消してほしいと考えて絵本にしました。
絵本には、川久保さんからのたくさんの「だいじょーぶ」が記されています。
あとがきで、川久保さんは「たよれるおとな たよれる人がいま まわりにいないみんなへ」と呼び掛けています。
「ひとりで がんばらないと! どうせ 助けてくれる人なんていないって 思ってしまうこと 多いかもしれない でも じぶんの“想い”は『楽しい 悲しい うれしい くやしい』は ずっと発信しつづけて だいじょーぶ
発信しつづけてほしい」
つらかった子どものころ、そして大人になったいまこんな風に思うと綴っています。
「意外とみんな ほんとうにほんとうの ひとりぼっちじゃないかもしれない」
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