占いはまじないの一種とも考えられていた過去では、占い師というのは個人あるいは多くの人々の行く末を暗示する存在として存在していました。

中でも星占いは星々が人々の研究対象になってから現代に現代にいたるまで盛んにおこなわれており、最も良く知られている占いのひとつでもあります。

過去にはその星占いをバビロニアの羊飼いが占い師として始めたことが起源とされており、ギリシャの神々のものとされる星々を描いて占いを行っていました。

起源そのものは羊飼いの占い師が始めたとされていますが、地域あるいは国が発祥かどうかは定かになっていません。

もうひとつの起源はバビロニアよりも前の時代のシュメール人が栄えた時代を指しており、これは20世紀に入ってシュメール文明が明らかになったところから論議がされています。

一方でこの歴史においても占い師として羊飼いが登場しており、バビロニアのものと酷似している点がいくつも挙げられていることが歴史家のなかで知られています。

この羊飼いの話は日本にもわたっており、その始まりは明治時代で書記にまとめられており物語として広まりました。

西欧では羊飼いは牧師であり羊は信者と揶揄されるため、神のお告げともされる占いに深くかかわるのは当然と言えるでしょう。