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話す営業より、聞く営業 #40

若い頃いろんなことを知っている人は、モノ知りインテリでカッコイイと思っていた。憧れもあった。今はそういう人に憧れたり、尊敬することはなくなりました。

近頃は、いろんなことを知っている人になるより、何も知らない人を装うのが好きになっている。

知らないフリをすることを知ってから気持ちが軽くなり、何よりも営業がうまくいって売上が増えて経営が安定した。

営業がうまくいって自社製品が売れて売上が増えていた時を振り返ってみた。プレゼンや商品の説明が上手くいった時より、顧客が何に困っていて、どんな商品を求めているかを見抜く質問力が大切だと気づいた。

自分を売り込む営業より質問力。質問することで自社製品が顧客にミスマッチしていることも発見できた。

この頃になると無理に売り込んでも良い結果にはならないことを知った。さらに素早く退散することで無意味な時間を減らすこともできた。

知らないから聞ける。知ったかぶりをしないことで信用も高まる。知っていても、知らないフリをする方が上手く行くようになるようになっていた。

質問力と同様に大切なことに、「聞く力」があります。特に対面営業では売り込むより、聞き役に徹する方が高い成果が上がるようになった。

いつのまにか、話す技術より、聞く技術を磨くようになっていた。

話すことが好きな人は聞く力が欠けている場合が多いことに気づいた。聞く力がある人は顧客から信頼を得やすいようだ。

売上を増やしたり経営を安定させたかったら、知っているより知っていても知らないフリの方が良いようです。

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