誰でも合格る!学習管理システムの構築と運用
はじめに
本稿の対象者
みなさんこんにちは。Yumaです。
本記事群は、筆者が令和4年(2022年)の公認会計士試験に合格したことを契機にまとめられたものです。
合格者の弱年齢化がすすむ公認会計士試験ですが、筆者が社会人受験生として働きながら勉強を進めていました。また、社会人としての業務経験を通じて、中小企業診断士など様々な資格試験を受験してきました。こうした背景から、ここにまとめられる学習方法は、時間が限られるため効率化に重きを置く社会人受験生に適したものになるでしょう。また、ある程度抽象化して記載しますので、公認会計士以外の資格試験の受験生にも参考になる部分があると思います。
この記事群が2022年(の11月)に書かれたことを前提とすると、リスキリングが求められる社会人の学習は、タイパの良さが求められますが、一生勉強が続けられそうな仕組みづくりもまた重要となるでしょう。そうした学習者の学習をサポートするものとなることを企図しています。
目次
書き出してすぐに本稿は大作になることが予想されました。したがって(?)途中で頓挫する危険性もありますが、現在時点では以下のような内容を考えています。
第1章では、理想的な学習管理の方法を洗い出し、その実現が困難な状況を指摘します。第2章ではそれを受け、学習管理のプロセスとそこで使用するシステム(Ankiというソフトウェア)について述べます。ここまでがメインとなる章です。
第3章以降は個別的なトピックを紹介します。第3章はAnkiとExcelの機能であるPowerクエリを用いて学習状況を即時に可視化することでモチベーションをアップさせる方策を紹介します。第4章は「まとめ表」を自分で作成するためのコツを探究します。第5章は語呂合わせの効用を確認します。第6章は問題を解答する際の思考ツールとしてのUMLの可能性を模索します。
表題の補足
表題の「合格る!」は「受かる」、と読んでください。
また、「学習管理システム」は、一般的にはeラーニングシステムを指しますが、ここではより広く、日々の学習を管理するためのプロセスの意味で使用しています。
さらにいうと、生涯学習管理システム(life-span learning management systemとでもいうのか)をイメージしています。
各章(各投稿)へのリンク
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