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小学生にリフティングを3ステップで教えたらキックの質が向上した/GIF付き

こんにちは。
小池純輝です。

夏休みということもあり埼玉にある実家で我が家の娘、甥っ子2人と子ども3人が揃う状況を久々に体験しましたがなんともエネルギッシュでした。

3人のお子さんがいるご家庭はこれが毎日なのかと想像を膨らませましたが、想像だけでエネルギーを吸い取られる気がしました。

全国のパパママ、おじいちゃんおばあちゃん、頑張っていきましょう。笑

さて、今日は少し前にお世話になっている方のお孫さんにリフティングを教えた時の話をしたいと思います。


サッカーを始めると必ず向き合うリフティング

サッカー経験者の方なら必ず通る道ですよね。
私の通っていた少年団でも年に一度はリフティングの数を競うリフティング大会が催されていました。

リフティング大会で1位を目指すべく一人で黙々と練習をしていたことを思い出しました。
懐かしい。

リフティングはたくさん出来たほうが良いのか、実践で活きるのかと聞かれたことがありますが、私は“リフティングはボールを扱う感覚を養うトレーニング”という認識でいます。
ですので実践で活きるポイントはあると思っています。

リフティング3ステップ練習法

本題に戻りますが先日、お世話になっている方のお孫さんにリフティングを教える機会がありました。

小学校低学年のお孫さんはまだ回数を多く出来ません。
何度かリフティングをしている姿を観察していると蹴ったボールが前に行ってしまったり横に行ってしまったり、正確に足で捉えられず苦戦しているように見えました。

リフティングは「ボールを真上に蹴って落ちてきたボールを再度正確に捉え真上に蹴り返す」という動きの繰り返しです。

リフティングを100回、200回‥‥1,000回と数が大きくなるともちろん体力や集中力が必要になりますが、ベースとして大切なのは蹴ったボールを正確に再度蹴り返す技術の連続ということになります。

小学校低学年のお孫さんは回数を増やしたい気持ちが強くて1回のキックが少し雑になっていました。
急いで次のキックをしようとしてしまっている感じです。

ここから3ステップに分けての練習に変更しました。

1.キック→キャッチ

「ボールを真上に蹴って落ちてきたボールを再度正確に捉え真上に蹴り返す」を実現する為、正確にボールを捉えて真上に蹴る練習です。
1回の正確性を高める。
つまらない反復練習かもしれませんが1回蹴ってキャッチ、1回蹴ってキャッチを繰り返していくと自分の足のこの部分にボールが当たると真上に蹴れるという感覚を掴んできます。

キック→キャッチ

2.キック→バウンド→キック→バウンド→キック‥‥

1.でボールを真上に蹴る感覚を掴んできたら今度は蹴ってからキャッチはせず、一度地面にバウンドさせたボールを再度真上に蹴るという練習に発展させます。
1回蹴ってキャッチをする時よりボールの落下地点に入る難易度が上がるのでその中でも正確に真上に蹴る技術を連続して発揮出来るかがポイントになります。

キック→バウンド→キック

3.リフティング

「ボールを真上に蹴って落ちてきたボールを再度正確に捉え真上に蹴り返す」と難しく書いてきましたがここまで来ればあともう少し。
1.で“1回の正確性”、2.で”技術の連続性”を身に付けられているはずです。
焦ることなくここまでのステップで身に付けた正確性、連続性を発揮してください。
とは言え、イキナリ100回も200回も出来ないのでやはり反復練習をして技術を自分のモノとしてください。

リフティング

3ステップで練習をしたお孫さんは20分後にはスタート時より明らかにキックの質が向上していました。
まだ不安定ですがボールを正確に捉えて蹴れる回数が増えました。
あの笑顔を見て正確にボールを捉え真上に蹴れた時の気持ち良さを味わったのだと確信しました。笑

長くなりましたがリフティング3ステップ練習法はこれでおしまいです。
リフティングで養ったボールを扱う感覚が試合で活かされたと感じる日が来ることを願います。

リフティングをどう教えたらいいかわからないと悩んでいるパパママ、おじいちゃんおばあちゃんの参考になれば嬉しいです。

P.S.初めてのGIF制作に苦戦しました。分かりにくかったらすみません。

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小池純輝Official Web Site


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