当たり前を疑う。
なぜ?と疑う事。
畑は耕してはいけません。
そう言われたら、どう思いますか?
僕は畑は耕すものだ。そう思い込んでいました。そりゃそうだ。ゲームでもアニメでも、みんな耕してるじゃないか。
では質問です。
「なぜ畑は耕すのでしょう?」
あなたは何と答えますか?
これは僕がちょっと驚いた、土の中から見るお話し。
疑う余地がない→環境
牛の飼料屋さんで働いて約13年。
「畑は更新するものだ」と学んできました。
(更新とは、耕して土を一新すること)
これは正しいと思い、疑う余地もありませんでした。
だって、ただの一言すら畑を耕す事に、否定的な意見には出会っていなかったから。今になると、その理由もわかります。
それは、信念がないモノ売りだったからです。
耕す事で酪農家さんは
農薬を使い、肥料を使い、たくさんの機械を動かす。
あぁ、僕は消費を促す側にいたからか。と。
今、僕は有機肥料を販売するモノ売りをしています。でももう雇われているわけではない。
理念である「再生可能な農業を広げる」ために目の前の酪農家さんのために客観的な知識を身につけよう。…と今に至ります。使わなくて良い経済には疑問を持とう。
前振りが長くなりましたが、その知識を少しずつ伝えさせていただきますね。
耕すという事のメリットとデメリット。
メリット: 雑草を防除する。
固まりすぎた土をほぐす。
デメリット: 温室効果ガスが外に。
微生物の住処を壊す。
窒素と炭素を逃す。
作業が増える。
これは、作業として耕す事での一般的なメリットとデメリット。デメリットが多いのです。
さらに農薬を撒いて、何度も草地を走る。土の中から見ると、畑を耕して更新する事はデメリットだらけなんですね。
調べれば調べるほど「不耕起栽培」(耕さない)という言葉を目にする機会が増えるのでした。
皆さんはどう思いますか?
大切なのは選択する余地を持つ事です。
良いか悪いか、白か黒かではないので上手く使いましょう!
明日は、なぜ僕が不耕起栽培を勧めるのか?
詳しめに書いていきます。
今日も最後までありがとうございました!
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