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【デートプラン無料編②】国会議事堂    衆議院へようこそ

TVでよく見かける「あの場所!」一度は行ってみたいと思いませんか?
今回は無料で見学できる「あの場所」の紹介です!

国会議事堂

◎ 議員は逮捕されない!

 以前ガーシー元参院議員が、芸能人を動画サイトで繰り返し脅した罪に問われて、起訴されましたね。国会議員のうちは逮捕されないってどういうこと?って思った方はいませんか?私も「何それ?おかしくない?」って思った一人です。それで、その根拠を調べたら、「国会法」という法律に定められていたのです。第33条、第34条、第34条の2に逮捕に関する項目が載っていました。病気とか事故とかではなく、逮捕に対してこれだけたっぷり規定しているって事は、やましい事がある議員が多いのかしらと勘繰ってしまう私です。いやいやそんなことないはずです!きっとつくった人たちは、先見の明があったんですね~(笑)
 そんなわけで(どんなわけ?)、今回の無料デートは国会議事堂です。


◎ 参加するためには・・・

 国会議事堂は小学生の社会科見学で行った記憶がありますが、皆さんはどうですか?私は昔過ぎて記憶が辿れません(笑) さてさて、国会議事堂見学ですが、日帰りバスのツアーでも含まれているものがあるんですよ。割と人気なんだと思います。でもバスツアーは食事や移動費が込みとはいえ、一人1万円程度かかってしまいます!でもご安心ください。個人で行けば無料のデートが楽しめます。
 国会議事堂は、参議院も衆議院も見学ができます。参議院と衆議院では申し込み方法が若干違っています。私は今回衆議院の見学をしたので、衆議院の見学ツアーについてお知らせしますね。
 ①参観時間
 平日(衆議院参観通用門内参観受付所)
   8時から17時(16時までに受付を終了)
 土日、祝日(衆議院面会受付所参観受付窓口)
   9:30、10:30、11:30、13:00、14:00、
   15:00の計6回
 
事前予約をせずに、直接窓口に行って参加できるっていいですよね。
申し込み詳細については下記リンク先を参照していください。


◎ 国会議事堂の場所

 国会議事堂は、東京メトロ 丸の内線及び千代田線の「国会議事堂前」駅の1番出口から徒歩3分です。東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線からも近いです。この場合は「永田町」駅の1番出口から徒歩3分です。

衆議院ホームページより


◎ 受付

 受付の場所は平日と土日で異なります。平日は、国会議事堂の裏側にある「衆議院参観通用門」内にある受付所になります。土日、祝日は「衆議院面会受付所」内の窓口で申し込みができます。受付では参観証に名前や住所など書きます。その後、荷物チェックが終わると中に入れます。見学は20~30人程度の人に対して係の方3人程度ついて説明しながら周るツアーになっています。
 ツアー開始前には、「ツアーでは階段を昇るので、それがつらい方は事前に申し入れてください」と言われました。階段を使わないで見学できるルートもあるのだと思います。
そちらも気になりましたが、まだ足腰が元気な私は通常通り階段を使ったツアーに参加しました。

◎ 衆議院議場

衆議院議場

 建物の中に入ると最初に上階まで一気に昇ります。これが地味につらかったです。やっぱり階段を使わないルートで行けばよかったと少しだけ後悔しました。階段を昇って最初に見学したのは衆議院議場です。テレビで見る本会議が開かれる議場が、目の前に広がり大迫力でした。実際に椅子に座り、説明の放送を聞きます。議長席、国務大臣、内閣総理大臣などの席は決まっています。天皇陛下や皇族の方が座る席などもありました。
天井にはステンドグラスがあり、明るい光が差し込んでいました。このステンドグラスはイギリス製とのことでした。
 ここの衆議院議場内は写真撮影可能なスペースになっています。
 

◎ 御休所(ごきゅうしょ)

 

暗くて中が見えづらいですが豪華です

 次に案内されたのは、御休所です。開会式当日に、天皇陛下がこの部屋にお入りになり、両院の議長と副議長がここで陛下にお目にかかります。天皇陛下はいろいろなお仕事があるのですね。
 このお部屋は総ヒノキ造りの本漆塗になっています。当時の建築や工芸の粋を集めたものと言われています。国会議事堂の中でこのお部屋が一番お金がかかっていると言っていました。
 御休所の隣には皇族室がありました。
御休所前の廊下には、きれいなステンドグラスがはめ込まれた天井があります。天井そのものにも装飾が施してあってとても素敵です。

御休所前の廊下の天井

◎ 中央広間


中央広間


 中央玄関からまっすぐ進むと、中央棟の真下にあたる場所に中央広間があります。4階吹き抜けで窓と天井にはステンドグラスがはめ込まれています。ここの広間4隅には、3体の銅像があります。初代総理大臣の伊藤博文、「板垣死すとも自由は死せず」の言葉で有名な板垣退助、早稲田大学の創立者で、わが国初の政党内閣を組織した大隈重信です。残りの1隅には台座のみが置いてあります。これは「政治に完成はない、未完の象徴」という意味とのことです。「満つれば欠ける」という発想は日本人っぽいですね。

 ここの中央広間は国会議事堂の他の場所とは違い、ライトが上から下に照らすタイプではなく、下から上に照らすタイプのものになっています。
これは天皇陛下の影をおつきの人が踏んだりしないように、上から照らさない作りになっているんです。すごい工夫がされているんですね。
天井には風景画が描かれていますが、これは春、夏、秋、冬の季節の絵になっています。四季がある日本ならではの風景画ですね。
 

下から上に照らすライトと四季を描いた壁

◎ 国会議事堂裏話

 国会議事堂のツアーでは固い話ばかりではなく、くすっと笑えるようなプチ情報をたくさん教えてくれます。
たとえば、国会議事堂内には赤い絨毯があるのですが、この絨毯は廊下、階段などを含めて約4Kmにわたって敷いてあるそうです。そして、この絨毯のお値段はなんと、1㎡ 2万円だそうです!めちゃくちゃ高くないですか???そう思うのは私が庶民すぎだからでしょうか?びっくりです。
 また、国会議事堂の敷地内には吉野家が有るそうです。この吉野家では全国でここでしか食べられない、国産A3クラスの黒毛和牛を使用した特別な牛重があるそうです。以前、期間限定で全国販売していましたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。お値段は1400円程度。やっぱり議員さんはお金あるんですね~。
 そのほかにも、中央広間の周辺は国産のさんごの石灰石が建材として使われているため、化石が沢山みられるという話なども聞くことができました。

◎ 国会議事堂前庭


衆議院玄関

 衆議院の内部の見学が終わると、外に出て前庭の見学になります。国会議事堂内部では写真撮影が許可されていない場所もありましたが、外に出たら自由に写真を撮ることができます。
 前庭には、各都道府県から贈られた木が並んで植わっていました。私の出身の神奈川県の木はイチョウでした。北海道は赤えぞまつ、山形はさくらんぼ、沖縄はそてつという風にそれぞれの地域にゆかりのある木が贈られているようです。神奈川県がイチョウとゆかりがあるのかなと思ってみていると、東京や大阪もイチョウを贈っていました。ゆかりのある木がなかった??という心の声はしまっておこうと思います。イチョウ並木が結構あるしね(笑)
 正門前からは「THE.国会議事堂」という感じの写真が撮れます。見学した日は天気も良くって素晴らしい写真が撮れました。

これぞ国会議事堂

 正面に着いたらツアーはおしまいです。帰りは正門から退出になります。
説明してくれた、職員さん方、どうもありがとうございました。とても楽しめました。

◎ まとめ

 

中央玄関

 今回の無料デートは国会議事堂見学でした、小学生の頃にも見学したのですが、何にもわからず見ていたあの頃に比べて、大人になった今見ると、色々な発見があります。大人の社会科見学としても人気のツアーなので、皆さんも機会があれば、ぜひ参加してみ下さい。私も次回は参議院の見学に行ってみようと思います。
 国会議事堂の無料見学デートして小腹がすいたら、費用が浮いた分素敵なレストランでお食事でもいいですし、今日は「とことんチープさにこだわるデート」を提案して吉野家を提案してもいいかもしれません。ただし、国会議事堂内の吉野家は残念ながら一般の人は入ることができません。だからと言って、ただの吉野家では味気ないと思いませんか?なので、ちょっとだけ話題をプラスして、吉野家の「創業1号店」、もしくは吉野家の売上日本1の「有楽町店」なんていかがでしょうか?特別な牛重は食べられませんが、いつもの牛丼がお腹を満たしてくれるでしょう。
 楽しいデートができるように願っています。

ここまでご覧いただきありがとうございました。これからも皆様のお役に立てる記事を書いてきたいと思います。この記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。記事を書く励みになりますので、皆様のご支援をいただければ、とても嬉しいです。よろしくお願いします。


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