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裏・司牡丹

気づけば10月
9月もnoteに書くネタはあったのに、各種SNSで発信したので、noteの連続投稿記録が途絶えてしまった><。

そや!noteには走ること以外の趣味を書けば続くんちゃう!
と突然閃いた気がしたので書いてみます。

味覚の秋!ということもあり、noteには日本酒記録を投稿することにしました。(ありきたりやな―)

いつも、新しい日本酒に出会うと感動して、評論家のようにウンチクをたれながら美味い美味いといただくのですが、どこにも記録として残ってないので、「あれ、このお酒前にも呑んだっけ?」が、多々あります。(最近特に物忘れが・・・)

ということで、飲んだお酒の記録をnoteしていこうと思います。

あくまでも主観で、何の需要も無い情報ですが、自分記録用に書き留めておくことにしました。

初回は、「裏・司牡丹」

司牡丹と言えば、「竜馬がゆく」の文中で、
「一升飲んで、はじめてほのかな甘みを感じる」と表現された超辛口のお酒。
司馬遼太郎は表現の天才ですね。

それの「裏」やからね。
これは楽しみ。
と、思って買ったものの、表の司牡丹と比べたくて、「表・司牡丹ならスーパーにも売ってるやろ」と探してみるも、なかなか見つからず、開封できてませんでした。

表はまだ準備出来てませんが、妙に飲みたい気分だったので、思い切って開封!
随分前に飲んだ「表」の記憶を思い返しながらグラスに注ぐ。
新品を注ぐときの
トクトクトクトク
という音もイイですね。

前置きが超長くなりましたが、それでは、いだだきます。

香りは、果実感のある吟醸香。
あぁ、なるほど。
司牡丹なのに今風の良い香りに目覚めてしまったのね。
残念に思いつつ、どんな味になっているのか期待を胸に口に運ぶ。
口当たりがよく、とろみのある旨口系ののど越し。
まさに今風の味付けだが、甘みが口に残らず、スッと消えていく。
そして、

ガツン!

とくる超辛口の余韻。
あと口は、まさに「表」の風貌。

これが「裏」司牡丹か!
いやー、感動しました!!

飲み進めていくと、旨口系の口当たりも影を潜め、どんどん表の顔になっていく。
表の司牡丹は、1升飲んで甘口。
なのに対し、
裏は1升飲めば辛口になっていく。(1升は飲んでませんが)
そんな裏の顔を持った高知の名酒でした。

あー、カツオのタタキを食べながら飲みたいぜよ。

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