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閑話休題

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ちょっと息抜きができるような文章を書いていこうと思います。全く関係ないことではなく、ちょいずらしぐらいを目指します!
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記事一覧

【閑話休題#47】宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』

こんにちは、三太です。 今回はこちらの作品を読みます。 2024年の本屋大賞受賞作です。 以…

三太
4日前
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【閑話休題#46】山田詠美『つみびと』

こんにちは、三太です。 今回はこちらの作品を読みます。 これまでこのnoteで吉田修一作品を…

三太
1か月前
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【閑話休題#45】内田樹『うほほいシネクラブ』

こんにちは、三太です。 前回の記事で『ウォーターゲーム』に出てきた映画「カサブランカ」を…

三太
1か月前
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【閑話休題#44】モダニズムの水平線「渡邊英理先生の基調講演」

こんにちは、三太です。 吉田修一さんの作品を追いかけている過程で作家論、というか作家を中…

三太
2か月前
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【閑話休題#43】祝!映画化!!

こんにちは、三太です。 吉田修一さんの作品について続々と映画化の知らせが届いています。 …

三太
2か月前
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【閑話休題#42】河﨑秋子『ともぐい』

こんにちは、三太です。 今回はこちらの作品を読みます。 前回の【閑話休題#41】で、第17…

三太
2か月前
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【閑話休題#41】第170回芥川賞・直木賞受賞作より

こんにちは、三太です。 先月、1月17日に第170回芥川賞・直木賞が発表されました。 もう一月ほど経つので、少し前の話になりますが・・・。 吉田修一さんが芥川賞の選考委員をされている関係で、毎回受賞作については少し気にして見ています。 今回は芥川賞が九段理江さんの『東京都同情塔』。 直木賞がダブル受賞で一つが河﨑秋子さんの『ともぐい』。 もう一つが万城目学さんの『八月の御所グラウンド』。 この3つの作品を見ていて、少し気づいたことがありました。 それはいずれも実

【閑話休題#40】里見弴『道元禅師の話』

こんにちは、三太です。 今回はこちらの作品を読みます。 読むきっかけとなったのは、吉田修…

三太
3か月前
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【閑話休題#39】呉勝浩『Q』

こんにちは、三太です。 今回はこちらの作品を読みます。 読むきっかけとなったのは、呉さん…

三太
4か月前
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【閑話休題#38】映画「世界で一番美しい少年」

こんにちは、三太です。 12月に入っています。 今月は今年最後にして、なかなか忙しくなりそ…

三太
5か月前
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【閑話休題#37】トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』

こんにちは、三太です。 今回は映画の原作であるこちらの作品を読みます。 映画「ベニスに死…

三太
5か月前
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【閑話休題#36】小川哲『君が手にするはずだった黄金について』

こんにちは、三太です。 今回はこちらの作品を読みます。 このnoteでは吉田修一さんの全作品…

三太
5か月前
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【閑話休題#35】有吉佐和子『日本の島々、昔と今』

こんにちは、三太です。 今回はこちらの作品を読みます。 毎月一冊、岩波文庫の本を読んでい…

三太
6か月前
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【閑話休題#34】温又柔『魯肉飯のさえずり』

こんにちは、三太です。 今回はこちらの作品を読みます。 この本を読もうと思ったきっかけはいくつかあります。 一つは最近、吉田修一作品に関連して、台湾をめぐる物語や映画をよく見ていたことです。 例えば、『路』、「海角七号」、「恋人たちの食卓」などです。 もう少し台湾について深めたいなという思いがあり、最近文庫化されたこの本を読もうと思いました。 また、解説が渡邊英理さんだったということもきっかけの一つです。 新聞や雑誌で渡邊先生の文章に触れる機会があり、それについてSNSで