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愚直な生き方

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

今日からワールドカップバスケット男子の大会が始まります。
初戦はドイツと今夜19時からです。日テレ系列、バスケットライブ、DAZNで観戦できます。

私はバスケットライブ。
DAZNは高いし、テレビにはコマーシャルが入るので、苦手。
興味のある方はぜひ応援してください。
はっきり言って相手はかなりの格上。みなさんの応援は必須です。

さて、今日の本題。

愚直という言葉
最近ではあまり耳にすることがありません。

いい意味で使われることの少ない言葉です。

「愚か」と評したくなるほどに実直で一本気である、そのような姿勢で物事に取り組む、という意味で用いられる表現。適当に省略して楽しようとしたり、道半ばで方法や目標を変えたり、といった余計なことを考える小利口さがなく、あくまでもまっすぐに歩みを続ける、という肯定的な(賞賛の)意味で用いられる表現。

「愚直」の語はもっぱら「愚直に」あるいは「愚直なまでに」という言い回しで、仕事・勉強・訓練・規則の遵守などのような持続的・継続的な営みを形容する語として用いられることが多い。「愚直な男」というように人の気質・人となりを形容する場合もある。

「愚直」の対極に位置づけられる語としては「狡猾」「賢しら」「小利口」のような語が挙げられる。

Weblio辞書より

タイムパフォーマンスだとか、即戦力だとかいうすぐさま力を発揮できることこそが素晴らしいという感覚が今の時代大切にされています。

目先の実績をあげるためにさまざま画策する、そのためには他者を陥れてもいいとさえ思うのは悲しいことです。

勉強などもテストで点が取れるかどうかが大切。
教員も試験に通ることのできる指導をする人が優れていると思われることが多いようです。

でも、、、そんなに薄っぺらでいいのかなぁと思います。

過程をはしょって結果だけ、数字だけを自分の証しにするって私には空しいことに思えます。そんなもの、死ぬ時にはもっていけません。

私の仕事はそれこそ愚直に日々手を動かして作り出す仕事です。

ずいぶん昔に時給換算したら安すぎて情けないわと言った人がいました。
その人は多分作り手にはなっていないでしょう。

効率という点では、最低でしょう。
でも、日本人はそんな効率の悪い、でも、手の込んだものを心込めて作り上げてきた民族だったはず。

私は時給換算するより、できたものの数を数えて喜びたいのです。
儲かりませんよ、お金は。

でも、私は幸せです。
儲けようとがんばった時期もあって、その時はそこそこの収入も確保しました。でも、もういいです。子育ても終わって小さく生きていくには儲けは二の次でよくなりました。

自分の納得できる作品を作りあげる努力は惜しまないつもりです。

今は秋の花、コスモスを作っています。
また、作品に仕立てたらお見せしますね。新しい花を作りあげるのは観察力と応用力かな?お蔭様で頭はフル回転しています。



こういう生き方を愚直というのなら愚直けっこう。
私は死ぬまでこうやって生きていこうと思っています。

目先のことだけでつじつま合わせをしていると絶対にゆがみが来ます。
そんな時に軸がなければ倒れます。


軽く生きて、幸せな今日だけがあればいいというのは自分で自分に目隠ししていると同じです。気づいて自分の人生を生きて欲しいなと思います。

アリとキリギリスの話を思い出しました。
世の中みんなでキリギリスになっちゃいけません。

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