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違うと思ったら断る勇気は大切だな

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
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20年くらい前のこと。
私の遊びにいこうよという誘いに嫌と言えずにOKを出し、当日になってドタキャンを繰り返す友人がいました。

今なら、私の押しが強くて断れなかったんだなぁと感じることができますが、20年前の私はドタキャンが気に入らなくてひどいと責めたことがあります。

私の性格から言えば、誘っても嫌と言われたら、素直に引き下がります。
断れなかったと言われるほうが痛いです。


でも、彼女の断り切れない性格を理解しようとしなかったことは私の未熟なところでした。

その人は家に来たセールスマンにも話を聞いてあげなきゃ悪いと思って、熱心に聞いて、でも最後に断るという人でした。

彼女にしたら、話を聞いてあげることは優しさだったのでしょう。

私はセールスをした経験があるので、買わないなら最初に断ったほうが優しいのになと思ったものです。

だって、次の買ってくれるかもしれない人のところに行って話ができるのですから、、、

優しさの定義の違いは大きいものです。

セールスマンはほとんどが買っていただいてなんぼなんです。
話を聞いてもらえばいいなんてことは残念ながらありません。

近所のおばちゃんの”ちょっと聞いてよ”という話なら聞いてあげるのが一番ですけれどね。このあたりの違いがノルマを課せられたことのない人には想像できないことが多いみたいです。


今なら、ドタキャンされたら次からは誘わないというあとずさり作戦を使ったでしょう。彼女を責めることなく、、、

どう見られるか?を基準にするのではなく、自分がどうしたいかを基準に返事をすることは大事だなと思います。

答えがはっきりしている人と付き合うと、断られた時はがっかりもしますが、そこで決まるので、次の人を探したり、自分だけで行動したりできるので、さっぱりいい気分です。

先約があったり、気持ちが乗らない時は私は即断ります。
きっぱりしすぎてて嫌われてるかもしれませんが、それは仕方のないこと。

若い時は決断ができなくて、嫌なのにOKと言ったこともありました。今はさっぱりきっぱりです。

多くの友人がほしかった時期はもう過ぎ去って、会話一つも楽しい人といい距離を保って付き合うことの良さをしみじみ感じるようになりました。


素直に断る勇気って大切だと思います。

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