世話役をするということ
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
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先日、ちょっと遠くに住む友人と久しぶりに松江で会いました。
一昨年だったか、私が向こうに行ったきり。
お互いにいろいろな話をしながら車を走らせていた時のこと。
いろいろきついことを経験しても人との関わりを嫌がらずに引き受けることに感心すると言われて、逆に”あらま、断るという手もあるのね”と気づきました。
以前の習い事の関係でのさまざまな役目も断るという選択肢は私の中にはなく、きつい思いはしましたが、それなりに果たしてきました。
今、やっている役目は私から手をあげたわけではなく、尊敬しかわいがってくださる先生からのご指名だったのでやろうと思いました。
ご指名を受けてから、ざっと3週間。
会場を決めたり、予約したりといった大枠は決まって、チラシも配り始めたところです。
おおまかな準備は終わったので、静観しようと思います。
今回は私だけでなく、スタッフや仲間の力も借りてやろうと思うのです。
それでも、途中では確認ミスを犯して、自分にがっかりしたりしています。
そういう時はまず謝って、次善の策を考えます。すぐにカタチになったので、ホッとしました。
思わぬところに意外なわなが潜んでいたのに気づけなかったことにくやしさをぬぐえませんが、変更はできたのでよしです。
試されるなぁと思います。こういう経験が次のミスを防いでくれます。
いくつになっても勉強だなぁと思います。
そんな時、話相手になってくれる友人がいてくれるから助かります。
イエスマンではなく自分の意見を言ってくれる友人はとても大切な存在。
なぜ、私がメインになるのか?
子供の頃のいくじなしだった私を知っている人には驚きでしょう。
自分自身もなぜ?と思っていますが、信頼されて声がかかったことを喜んで頑張ろうと思います。
私が自分の力を発揮できたのは50歳を過ぎてから。人それぞれに力を出す時期が異なるのだなと感じました。
12年前に講演会を企画した時は明確に”今まで何事もなく生きてこられたのだから社会に恩返しをしたい”と思っていました。
今回はそこまでの強い思いはなくて、でも講師の協力をしたいという思いだけです。赤字はなくなったので、私のお役目としては十分です。
気の置けない友人をスタッフに指名して快く動いてくれているのも本当にありがたいこと。
きついこともあるけれど、ありがたさを感じることもたくさんあって、だから人の世話はやめられないなぁと感じています。
大切な仕事なんだけど、儲けることとは無縁。
でも、こういうお役目を引き受けることで徳を積むことはできるのだと思っています。
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