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楽しい買い物遊びを経験させてもらったなぁ

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。


雨の朝。
昨日はとても暖かで雲一つない一日でした。
note友達が今度は広島からやってきてくれて一日デート。またも神代そばにいきました。昨日はいいお天気で大繁盛していました。



今は亡きある人が血縁ではない仲間作りをし、災害などに備えようという考えで声を上げ、無償で提供された古い家に仲間みんなで手を入れて、使えるようにしたことがありました。

壁を珪藻土で塗ったり、大工さんに教えてもらいながら床を張ったり、、、そして、テーブルなどもそろえていきました。

わざと井戸の水を汲んで使い、火は基本焚火でという電気も水道も使えなくても生きていけるわざを体験しました。

それはとても面白い経験で、大変だったけれどいろいろなことが身につきました。

野草を使ってお茶を作ったり、化粧品を作ることなどもこの先生に習いました。今でもやっています。

ただ、途中からみんなのものだからと寄付を募られ、自分で思いついて買ったものなどはそのまま自己負担になっていきました。

ちょうど父が亡くなって少し手元にお金が入った時だったので、仲間のため、自分も使うんだからとけっこういろいろなものを買って寄付したものです。

普通に考えれば詐欺にあったようなもの。
でも、当初は提唱した人も理想に向かって行動していたのです。
だから、協力しました。

そういう買い物は自分のものならよくよく考えてできるだけ安いものを見つけるようにするのだけれど、みんなのためだし、指導してくれる人に頼まれるとなんだかいい気分でパッとお金を負担したものです。

ちょっと判断力がおかしくなっていたかもしれません。
が、その時の買い物はままごと遊びのように楽しかったのです。

ケチらずにいいものを買うという体験ができました。
みんなで使うんだからと信じていたからですが、本当に今でも買ったことに後悔はなく、いくら使ったかも考えることはありませんでした。

ただ、そういう買い物だけでなく、さまざまなことに要求が多くなり、電話で自分の想いを語り出すと1時間くらい平気で同じことを繰り返し話すという状況になっていき、ある時、ほかの仲間に声をかけてもらって、一緒にその人の元を離れました。

もう離れて3年かな?
一緒に離れた人ともあまり交流がなくなりました。共通点がその人だけであって、どうしてもその人の悪口を言い合う仲でいるのが嫌になっていったのです。

離れてから始めたnoteでの出会いのほうが楽しくて会いに行ったり来てもらったり、メッセージで心を通わせたりと幸せにしています。


あなたが買ったものは取り戻してもいいんじゃない?と言ってくれる友人もありますが、私は買った時楽しかったのと、私が離れてもそこでだれかれが使った、使っているものだからもういいわと思っています。

なんというか、、、
私が一緒に居たいと思わない人の念などが手ずれのごとく沁みついているような気がするので、遠慮したいです。

私は楽しく買い物ができたことがうれしくて、いい経験させてもらったと思っています。

これから先もあんなに残りのお金のことなど気にせず買い物ができることはないだろうなと思っています。と言っても100万も200万も使ったわけではありません。

仲間の中で出費が突出していたのは確かでしたが、私は子育てが終わり、父の残してくれたお金があったからできただけ。それの一部を使ったのです。

一番大切なのは私が喜んでお金を出せたということです。なにをするにせよ、どう感じ、どう思ってするのかはとても大切だなと実感しました。

その人と離れた時もいい経験させてもらったと思えたので、一つの区切りをきれいにつけることができました。

たくさんの寄付を強請的にさせられたと思うのか、楽しい買い物の経験をさせてもらったと考えるのか?大きな違いです。

私は楽しい経験だったと締めくくれたので、幸せです。
どんなこともどう解釈するかで変わります。


それは若い時からできたわけではなく、経験を積み重ねた結果、できるようになったのです。

嫌な記憶をどう変えるかは自分がどう受け取るかで変わることを実感できた貴重な経験でした。

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