ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
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先日、友人とランチに行っておしゃべりしました。
一つ年上でケーキやさんだった(今でも頼むと焼いてくれる種類もある）彼女はプロ意識のしっかりした人です。

立ち直りが早くなったという話をしていて、底をついて浮かびあがってくるんだよね。途中であがいて上がろうとするとかえって立ち直りが遅くなるねと話していました。

帰ってから、ふとその部分の会話を思い出して、、、
立ち直りが早くなったというより、落ち込むスピードが速くなったのかも？と気づいたのです。

がっかりしたり、絶望した自分をまっすぐにとらえ、やっちまった！と自覚すると真っ逆さまに落ち込むのです。

昔はじくじく悩んで、そのダメになった自分を否定しようとあがいていた時間が長くて、底をつかないものだから立ち直りも遅かったのではないかとひらめきました。

状況を素直にうけいれてド~ンと落ち込むと足が底をついてキックできるわけで、そうなったらもう上を向いて上がるだけ。

下を向いて、落ちたくない～とあがいていればしっかりとキックできないから中途半端な状況が続くわけで、、、

自分の失敗や落ち度というものを認められなかったから、落ち込む時間が長かったんだと今更に気づきました。

逆説的だけれど、真をついているんじゃないかなぁ？と我ながら納得。
そこに至るまでにはたくさんあがきます。それが生きるということなんだろうなと思いました。

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