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ゴッドファーザーロケ地ツアーにて part1



さてさて、長らく経ちましたがゴッドファーザーツアーへ参加したnoteをまとめようかと思い夜中にPCを立ち上げる。
昨年末に人生で初めて一人での海外旅行&初ヨーロッパ。
一番の旅の醍醐味だったこのツアー。正直、もう一度行きたいし人生で一番貴重な経験をした瞬間でした。


ゴッドファーザーツアーをしている旅行会社は少なく…
今回はラーナツアーズさんのオプショナルツアーで参加させて頂きました。
イタリア旅行を専門としているツアー会社さんで、他にも魅力的なツアー内容が沢山。
映画関連で行くと、「ニューシネマパラダイス」のロケ地ツアーもありました!
映画好きにとってはこちらも気になるところ。


やはりツアーへの一人参加は料金が高く付くのがデメリットではありますが
正直に言うと、むしろツアー終了後はこの価格でここまで堪能できて安いと感じてしまう内容でした。

【当日のツアーの流れ】

8:30 カターニアホテル発
カターニア空港近くのホテルまで専用車でお迎えに来ていただきました。
今回の旅行は意外にも時差ボケに悩まされることはなく、またツアー当日は
天気にも恵まれ最高のスタートに。
ツアーにて日本語通訳を担当していただいたアルベルトさんがホテルフロントにて
待っていてくださいました。このアルベルトさんが本当に良い方で追ってエピソードを。

9:30 フィウメ・フレッドにあるカステロ・ディ・スキアーヴィ城へ
ツアーは現地ドライバーさんが丸1日専用車で周ってくれます。車内からは街並みはもちろん、エトナ山も見ることができて早くも興奮気味に。

11:00 モッタカマストラとタオルミーナ駅へ
今回シチリアへの目的がツアーだったため、タオルミーナを散策することはなかったのですが次来る機会があればタオルミーナへ行きたいなと思いました。
タオルミーナ周辺は港近くなので海が見れて最高でした。(海無し県育ちなので大人になった今でも海を見るとテンションが上がる)

ここで昼食-
通訳者のアルベルトさんおすすめのお店に案内していただきました。
地元の方らしきお客さんだけで、自分一人では絶対来ないだろうな〜と。
今回のイタリア旅行で唯一誰かと食事できた時間。
やはり、食事は一人よりも誰かと一緒にできた方が楽しいです。
※昼食代はツアー料金に含まれていないため、当日通訳者さんと自分の分を含めて実費になります。

12:30 フォルツァ・ダグロ村へ
ここも村一体が見応えのある場所。
遠くから村を見ると当時から残ったままの建物に感動します。

15:00 サヴォカへ
ここでは有名所のBar Vitelliやコッポラ監督の像を見たり
ゴッドファーザーで一躍観光地となったこともあり、観光客の姿が多かったです。
地元のお土産ショップにも寄っていただき。シチリアならではのお土産も購入できました。


カステロ・ディ・スキアーヴィ城


ゴッドファーザーの全シリーズに出てくるお城。
ツアーの一番最初に訪れたのですが、正直ラストかな?ってほどの迫力に感動して涙出そうになりました。
朝早くからにも関わらず、所有者のフランコさんがお出迎えしてくれます。
このフランコさん、スタイルが良くとてもニコニコ笑顔で可愛らしいおじいさまといった方でした。
フランコさん案内してくれるだけでなく率先してカメラマンもして下さり…まだまだお元気でいて欲しいです。

フランコさんは貴族の末裔の方で、少しビビッていた私ですが彼に会った時に感じた親しみやすさに心温まりました。朝方少し曇っていたのですが、お城に来て晴れ間が見えフランコさん一言「あなたのスマイルで太陽が出てきたよ〜」となんて素敵な紳士。

一番有名なアポロニアの車爆破シーン。
あのシーンを見ているとお屋敷はかなり広いのだと想像できるのですが、
意外にも実際見てみるとここであの爆破シーン撮れるのかとびっくりします。(もちろん広いけど)コッポラ監督のカメラワークと技術に完敗。

ファブリツィオが逃げていった門

お屋敷を見た後、通訳者のアルベルトさんが立ち止まり
爆破を仕掛けたファブリツィオが逃げていった門です。と案内してくれました。
「うわ〜ここかあ〜」と思わずアルベルトさんと笑いました。

パートIIIにてマイケルが息を引き取った場所、僭越ながら座らせていただきました…

ここはラストを飾った、マイケルが息を引き取る瞬間に座っていたイス。
そのまま残っているのを見ると胸が熱くなった。
ここでもしきりにフランコさんが「座って!座って!」と写真を撮ってくださいました。笑


〜通訳者アルベルトさんの知識量がハンパじゃない〜

アルベルトさんも映画好き&原作も読んでいる方だったので、
映画に関する小話からこと細かな撮影背景まで説明していただけました。
シチリアやローマの歴史、キリスト教についてなど…幅広い知識をお持ちで、
私が大好きな歴史分野ということもあり、沢山お話を聞けて楽しめました。


ツアー最初からラスト並みの感動を噛み締めて、いざモッタカマストラとタオルミーナへ移動。

モッタカマストラ

モッタカマストラは別名ゴッドファーザー村とも言われる場所で、
村全貌を見られる場所へ案内していただきました。
本当に映画から飛び出してきたような村がそのまま存在し、
普通に住人がいて暮らしているのを見ると不思議な感じがしました。


レストラン前が絶景すぎた

タオルミーナ駅は、パートIIIでマイケルがケイを送りだすシーンに使用されています。駅からは海を一望することができて、最高のロケーションでした。
タオルミーナには映画「グランブルー」で出てきた海を見ながら料理が楽しめるレストランがあるそうです。次回シチリアへ訪れる機会に必ず行きたい街になりました!


昼食はこちらのレストランにてシチリアを堪能できる地中海料理をいただきました。港に近いということもあり、アルベルトさんから魚介料理をおすすめしていただいたのでマグロのフライを注文しました。アルベルトさんはツミレをフライにした物を注文されていて、「是非試して欲しいので、お一つどうぞ」と…。大食いなので遠慮なくいただきました。
素材そのものの味を生かしたような塩とレモンのシンプルな味付けで、こんなにも美味しいんだなと実感。食後はカプチーノをいただいて、大満足でした。
アルベルトさんから都内にもシチリア料理が楽しめるお店があるよと教えていただけて、日本に帰ったら絶対に行くぞと意気込みました。(まだ行けていませんが)
アルベルトさんが日本へ留学をしていた頃の、文化の違いについてなんかも話していただいてとても楽しい昼食の時間になりました。


昼食後に訪れたサヴォカでのツアー内容は次のnoteでまとめたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
普段は映画や自分のこと趣味のことを適当にnoteで綴ってます。
良かったらこちらもどうぞ。


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