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100年以上前に自由を勝ち取るために戦った男たちから学ぶ|僕らが自由を得るために求められていること

これまで500名以上の方をコーチングさせて頂く中で、
「自由なライフスタイルを過ごしたい」という方が増えてきています。

・9-17時の時間的拘束
・理不尽な組織形態
・どんなに頑張っても評価されない
・上を見たときに将来が見えてしまった
などいろんな思いを持たれている方も少なくありません。

とはいえ、話を深堀していくと
そういう思いはありながらも今の自分を受け入れてしまっている方も少なくありません。
「自分には無理だあ」
「出来る人には特別な才能や能力がある」
「自由になりたいけど、何か悪いことをしないといけないのか」 など
いろんな葛藤がある方がほとんどです。

そこで今回は僕が最近見たドラマ「ROOTS」というドラマが、
これからの僕らが考えるべき「生き方」に対して強いメッセージを
伝えてくれます。

今回はドラマを見て僕が感じた「自由を得るために求められている事」についてシェアします。


1.  "ROOTS"というドラマの重要性

「ROOTS」はアフリカの少年が奴隷としてアメリカへ連れて行かれる過程とその後の彼とその子孫の人生を描きます。「ROOTS」はアフリカ系アメリカ人の過去と現在の自由への道を描いた重要な歴史的作品として、社会に大きな影響を与えました。僕も独立を志した時から歴史に関心を持ち始めましたが、奴隷制の話と自由を得るために戦うストーリーにはとても心を打たれます。

2. そもそも自由とは何か?

自由とは辞書で調べると「自分で自分を支配している状態」をいいます。アフリカ系アメリカ人にとって奴隷制度から解放されることは、尊厳と人間性を取り戻すことを意味しました。今の社会においても、「時間的に自由を奪われること」「人間関係や思考の自由が奪われること」「場所の拘束があること」「労働に対しての収入が決まっていること」など自分では決められないことがたくさんあり、そこから脱却したいと感じ僕のところに相談に来る方も増えてきています。

3. "ROOTS"に見る自由への闘い

「ROOTS」では、主人公の少年とその子孫たちが奴隷制度下の過酷な現実に直面し、自由への願望を抱きながら闘いました。

アメリカにいる奴隷全員が自由を求めているわけではありません。過酷な労働に耐えることだけを考え諦める人。脱走しようとする少年を引き留めようとする人。笑う人。

少年の周りにはそういう人ばかりではありましたが、それでも少年は自由を求め考え脱走し続けました。

詳細は本編をじっくり見て頂きたいのですがこのドラマを見て、これから自由を得たいと思った人に対して強烈なメッセージがあったのでそれだけシェアしますね。

「あなたは今日から自由です。ここから出て好きに生きてください。自由に稼いでください。ただ、ここに残りたい人は残って働いても大丈夫です。ただし給料は払えません。」

こういわれたときに、皆さんだったらどの道を選ばれますか?

4. 現代における自由への課題

前述しましたが、今僕の所に相談に来る方で多いのは
「会社に縛られたくない、頑張った分だけお金が欲しい、場所に縛られずに働きたい」といった思いを持たれる方もたくさんいます。

今の現状を変えよう!と考え行動しようとされることは本当に素晴らしい事です。

ただ、僕が2年間活動してきて感じる事。そして苦労したことは
「どこかで思考に縛られてしまっている」という事。

恐らくこれから起業や副業などに向けて頑張ろうとされる方も
同じところでぶつかると思います。

・○○万円稼ぐためのノウハウ
・絶対にプラス思考になれるマインドセット
・○○を引き寄せる習慣
・絶対に相手から信頼される話術 など

自由を得るために沢山の情報を集めました。
昔の自分でも考えられないくらいに物知りになりましたし、実力が付いたことは間違いありません。
それでも、壁にぶつかることはありましたし、努力が報われないと思うことも多々ありました。

その時にいろんな結果や行動を振り返るのですが、
「あの人はこう言ってた」
「あの本ではこう書いていた」
「あのノウハウではこの手順だった」

いつの間にか「思考を縛られていた」ことに気づかされるんです。
自由なようで自由でない。見えない監視をたくさん置いて思考も行動も縛られていました。

大切なことは、こういった情報を得ることが悪い事ではなく、
得たうえで自由に考え使える状態になることが超大切です。

そして、そのために必要なことはアフリカの奴隷の少年がずっと思い続けていた「絶対に自由になる」という信念を絶対にブラさない事です。

5. 自由を求めるために私たちができること

「ROOTS」から学ぶべき教訓は、自由を実現するために個人ができることがあるということです。

明日からいきなり自由に働いてください!という事は予想できませんよね。
組織が変わることはありません。

そして、あなたが自由になろう!と決心した時、
あなたの周りに同じ考えを持っていたとしても行動しようとする人は
滅多にいないことは念頭に置きましょう。

だからこそ、
自由になると決めたなら、自分の心のブレーキ以外にも周りから反対されることも多々経験すると思います。

だからこそ、自分の声に従って意志を決める、行動を決めることができることが自由への第一歩になると確信しています。

6. まとめ

「ROOTS」のメッセージは、現代を生きる僕らに非常に強烈なメッセージを伝えてくれています。

これから起業や副業を目指して何か行動をしていきたいと思った方は
ビジネスの勉強をすることはもちろん大切ですが、
こういった歴史に触れることで得られる知見や学びが個人として生きていくためのとても大切は教訓となります。

この記事が「会社に縛られたくない!」と思われている方に少しでも多く届き、一歩でも前に進みたいと感じてくれたら嬉しいです。


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