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MicrosoftEntraID、GraphAPIはAWSの牙城を崩すのか?

 こんにちわ、今回はパブリッククラウドの今後について考えてみたい。
パブリッククラウドの有名なところは、AWS・AZURE・GCPの3つが主流。

 そして、AWSが先行しているように思われている。しかしながら、API連携がこのパブリッククラウドの序列を変えてしまうのではと考えている。

#なぜAPI連携なのか

 以下のニーズがあることが原因かと。
・セキュリティ上の問題(ログインする際の情報の流出の危険)
→もはや2要素認証が当たり前の時代にパスワードだけでは危険という点、また個々のユーザーもしくは端末のパスワード管理(パスワード更新、アカウントロックへの対応など)に関する業務からの解放
・アプリケーション開発のしやすさ
→認証画面でのプログラムが不要or認証画面を通過して一体としてアプリの開発が可能
・個々のシステムでの認証・認可の管理の一元化
→特に、AzureにおいてMicrosoftEntraIDによって個々のフォルダへのアクセス権、Office365への権限などを一元管理が可能

#現状のAPI連携をする価値があるもの

 ビジネスでよく使う現状のAPI連携をするものがあるものは以下の通り
Office 365 API
Office365が使えるAPIです。

Google Sheets API
Googleスプレッドシートの読み取り・書き込み処理などができるAPIです。

Google drive API
Googleドライブの各機能が使えるAPIです。

Google Maps JavaScript API
Googleマップ上でピンを立てたり経路案内などを表示させられるAPIです。

Google Cloud Machine Learning
音声が画像、テキストや動画などの認識、分析など高度な機械学習モデルを構築するAPIです。

Microsoft Face API
顔の識別や特徴などを取得できるAPIです。

Slack API
ビジネスチャットツールであるSlackが利用できるAPIです。

ChatWork API
ビジネスチャットツールであるChatWorkが利用できるAPIです。

開発ツールだと以下の通り

GitHub API
バージョン管理のGithubを扱うことができるAPIです。

AWS 機械学習
Amazonが提供する機械学習の構築や運用、データの分析などの機能を提供するAPIです。

このように種類の多さでは、Google。Office365を傘下に収めるMicrosoft。機械学習のAWSと特徴が分かれる。

#まとめ

 今後業務用アプリケーションを開発するにあたってOffice365のAPI連携可能なAZUREの存在価値は大きくなるものと推測される。その場合、AWSの牙城が崩壊する可能性を秘めていると筆者は考えている。

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