13信用できない人、情報と一度縁を切る「正直不動産2」
私は今まで一度も嘘をついたことがない□はい□いいえ
例えば採用試験の適性検査で上記のような問いがある。一度も嘘をついたことがない人はいまい。しかし受かりたい一心で、あるいは今後嘘をつかなければ辻褄が合うと考え、はいと答える。
この問いをライ・スケールと呼び、診断の信頼性をはかる目的がある。これに多く触れれば自己を偽って見せる人物だと評価される。問題は、設問の意図さえ知っていれば引っかかることはなく、ある種、追いめられた正直者がかかる罠なのである。それでも。
毎週火曜日の「正直不動産」大谷アキラ(漫画) 夏原武(原案) 水野光博(脚本)のテレビドラマが面白い。嘘で言いくるめた商法が幅を利かせるように見える業界で嘘をつけない主人公に寄せられる信頼。顧客に言いにくい真実を言い(言わされ)、それでも営業成績を着実に上げていく姿勢。ドラマを見ていると正直な人は周囲をも感化しているように見て取れる。
特にSNSを見ていると嘘に嘘を重ね虚像を生きている人も多い。そして現実を正直に生きることで得られる爽やかさを逆算できる。信じられる人や信じられる情報意外とは一度縁を切ってもよいかもと思うこの頃。
(500文字)
一日だけ幸せでいたいならば、床屋に行け。
一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え。
一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚をしろ。
一年だけ幸せでいたいなら、家を買え。
一生幸せになりたければ、正直でいることだ。
イギリスのことわざ
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