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「魅力のある記事」を探る中で見えてきた、「スキの数を増やす方法」に潜むリスク

現在有料マガジンで、創作の分野で誰かの心を惹きつけ、その先で誰かの心を動かすような「魅力」が一体どのように生まれ、どのような作品から醸し出されるのかについて、深掘りしています。

クリエイターが作品に込められるエネルギーには、上限がありません。

例えば、noteでの主たる表現ツールは文章です。
言葉の力を「言霊」とも言いますが、
文字にも、文章にも、秘められた力があります。
以前からインプットしてきた「引き寄せ的観点」も含まれますが、体感的にもnoteを始めてより一層、そのような確信が生まれています。

目には見えないものたちですが、クリエイターのエネルギーと文章の力が掛け合わさった時、それは作品の「魅力」として輝きを放つのではないかと想像しています。

では、具体的に人の心を惹きつける「魅力のある記事/文章」とはどのようなものでしょうか。
あくまで真染の認識ですが、目標の言語化という意味合いで記してみます。

「魅力のある記事/文章」

★(たとえ長文でも)面白くて/先が気になって/文章が心地よくて、すらすらと読み進められる、気づくと読み終わっている/読むための時間を作りたいと思う(魅力度80%以上)

★読後に余韻が残る(魅力度95%以上)

★後の生活の中で思い出される(魅力度100%)

行動や思考に影響を与える/再び読み直したくなる(魅力度150%以上)

私自身、生活の中でふとした場面で思い出される記事や、会話中に頭に浮かび話題として取り上げた記事がありました。
時に、考え方や行動にまで影響を与えられた記事もありました。
このような記事が私の中で「魅力的」に映りました。

比較のために「普通の記事/文章」がどのようなものかも記してみます。

「普通の記事/文章」

・時間があれば読もうと思う(長文だと離脱する可能性が高い)

・読後の余韻はあまり残らない

・記憶から薄れ、思い出されることは少ない

補足ですが、誰かにとっては「普通の記事」でも、別の誰かにとって「魅力的な記事」である場合も、十分にあります。

また、文章を書くことで作者の心がスッキリして満足できたのであれば、それだけで書いた意味はあります。

ただその先で「誰かに読んで欲しい」「誰かの心を動かしたい」と思うのであれば、作戦を考え続けたいところです。

「スキの数を増やす方法」のリスク


※日々、真染の記事にいただける「スキ」はどのような意味合いかに関わらず、1スキ、1スキがnoteを続ける上でのとても大きなモチベに繋がっています。
そのようなありがたい「スキ」について、「リスク」なんてものを書くのは気が引けるところもあり、この先有料エリアにしようと思ったのですが、少し勇気を出して無料公開としてみます。


私の書いた記事が、結果的にどなたかにとって「魅力ある記事」になれたのか。
気になりますが、読者さんの本音を覗くことはできません。

そんな時、いかにも指標になりそうなものとして「スキの数」があります。
ただ、「スキの数」に振り回されてはいけないと定期的に自分に言い聞かせています。
こんなことを書くのは、記事ごとの「スキの数」の差が気になっていたからに他なりません。

「スキの数」を増やそうとするとき、鉄板の方法がいくつかあります。
他のnoterさんの記事を積極的に読んで「スキ」や「コメント」を残す/万人受けするテーマを書く/検索されやすいタイトルをつける等。

noteを始めたばかりの頃、これらの方法を調べ、取り入れることで、noteが楽しくなっていきました。
たしかに、「スキの数」を増やす方法には効果がありますし、「スキの数」が増えるととても嬉しいです。

ただ、数ヶ月がたち有料マガジンについて考え始めた頃から、気づき始めたことがありました。

この方法を長期間取り入れ続けた場合、noter/クリエイターとして見逃せないリスクが3つも見えはじめてきたのです。それは、

・「チャレンジの機会」を減らすリスク

・記事の「魅力」と「価値」を下げるリスク

・note退会のリスク

です。

例えばチャレンジとしては、記事の有料化が挙げられます。
実際のところ、有料マガジンの試用期間(無料公開時)にご好評いただいた記事と、同じ熱量で書いた有料記事は1/3のご反応に留まっています。

値段がついた以上、当然のことといえば当然なのですが、ここで「スキの数=記事の魅力/価値」と思い込んでしまうと、この状況は落ち込むと思います。

私が有料マガジンに収録する記事は、自身でも「価値」を感じている内容です。その価値を下げ、無料公開すればもしかしたら多くのスキをいただけるかもしれません。
ですが、お金を払っていただいた1名の読者さんに「買って良かった」と思っていただけることを目指して、今まさに「チャレンジ」しています。

また、「読みたいから、読む」という気持ちを忘れ、いつしかフォロワーさんの記事を読むことが「義務的」なものになってしまったら、note本来の楽しさが失われてしまいます。
それでは、たとえスキを安定的にいただけたとしても、最終的にnoteから距離を取るきっかけになりかねません。

このようなリスクとも向き合って、改めて「スキの数」と「記事の魅力」は切り離して、noteと向き合っていこうと考えられました。

それは、読者側に立った時も同様です。

スキの数で判断せず、私にとって「魅力のある記事」に出会い続けることができたら、とても素敵だなと感じます。
noteの街の、初めて通る道をお散歩しながら、隠れ家的なお店を発見していくような感覚で。
そして記事の作者さんに、その想いを「スキ」ともうひとつプラスのアクションで、伝えることができたらと。


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