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私にとっての「満ちてゆく」

 今の私にとって目が離せない存在なのは、藤井風と10代息子たち。夫などは目を離していてもあまり変化しないけど、彼らは見るたび話すたびに成長している。末っ子は見た目にも背が伸び続けている。

 「満ちてゆく」は藤井風の初めてのラブソングだそう。
 今の自分の状況でラブといえば「息子たちラブ」の比重が大きい。3月から聴いているうちに、私にとっての「満ちてゆく」のラブの対象は自然と息子たちになった。

 何もないけれど全て差し出すよ
 手を放す、軽くなる、満ちてゆく

 としめくくる歌詞が、
 「みんな大きくなって世話の面ではラクになったなあ」、
 「経済的自立までにいくらかかるのか未確定だけど、できるだけのことはするよ」、
 「あなたの充実を見ると私は満たされるよ」、
 など、日々感じていることとピッタリ重なるのだ。

 あと、歌詞の文脈とは全く関係なく、

 カラカラな心にお恵みを

 の響きが初めて聞いたときから好きだ。なんか好き。