見出し画像

「気づいてほしい」とかの「ほしい」はひらがなが基本なのだそう(校閲ルール)

 藤井風の「やば。」の出だしは「気づいてほしい」。動詞に付く「ほしい」だから、ひらがなとなる。

 ということを考えたりしたのは、IIYY Projectに対して今もいろんな方向からTwitterで説得を続けている人々がいて、ある人が「文章の指紋」に着目していたから。
 IIYY Projectへ寄せられたメッセージとしてnoteに公開している文章には、動詞に付く「ほしい」が、「欲しい」と漢字で書かれている文章が多いとのこと。寄せられたというメッセージは癖が強い文章が多く、その1つの癖が「欲しい」という書き方で頻度が不自然に高いという考察は、説得力があった。
(※IIYY Projectのメッセージ募集方法は、1人で大量に文章を作成することも可能なものだったから、誰か1人が大量にメッセージを送ることはできた。自作自演疑惑は出てしまうシステム。)

こちらは毎日新聞校閲センターのTwitter。「欲しい」について。

 藤井風の歌詞に戻ると、藤井風の歌詞は方言や英語や小さいひらがななどを取り入れた自由なものに見えるけれど、美しくまとまっていてすごいなと思う。型があってのくずしなのだろう。
 私は、藤井風をきっかけにいろんなことを考えるのがとても楽しい。IIYY Projectの2人も楽しかったら良いなと思う。楽しく終わってほしいと思う。