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北海道が好きになったわけ【特別編③】

3日目は嫁は別行動を宣言し、自分の好きなパン屋さんやケーキ屋さんに行くそう。僕はお土産を買うために自由ヶ丘に妹と一緒に向かう。妹は色々な食材も買うそうなのでその荷物持ちも兼ねている。そして、秋葉原では元気だった息子は疲れ果てており、両親と一緒に興味のないグルメ系ツアーに行く気は全く無く、実家でダラダラ静養しながら爺ちゃん&婆ちゃん孝行をすることに。

嫁も東京の道に慣れている訳ではないし、僕と妹からお土産を買いに行くのも自由ヶ丘の予定だったので、自由ヶ丘駅まで嫁と一緒に行くことにした。

例年であれば桜が満開の日程だったけど、今年はやけに桜が咲くのが遅い。自由ヶ丘周辺では桜の名所となっている場所も桜が咲いているのは一輪だけ。自由ヶ丘の桜祭りは枝だけの桜を前に、先週終わってしまったそう。

それでも、良かったと思うのは人混みを避けられた事。タイミングが合えば目黒川の桜を見てみたいなぁ、なんて呑気に考えていたら妹に怒られた。

「危ないよ?中目黒駅のホームも凄い人で改札抜けるのにも凄い時間かかるし、その後も物凄い人混みなんだから。甘くみたらダメだよ」

そんな状態でなくて本当に良かった。

スムーズに自由ヶ丘駅に着き、嫁は自分の好きなパン屋さんとケーキ屋さんに向かい、僕も妹は自由ヶ丘にあるモンブラン発祥のケーキ屋さんに行く予定だったが、妹の様子がおかしい。やけに嫁を心配している。

「大丈夫?1人でいける?」

いや、乗り換えないし、大人だし。

「うーん、心配だから私も一緒に行くよ」

えー😱 そういえば妹も嫁と同じくパン屋さんとケーキ屋さんが大好きだった。嫁が有名店に行くという事でウズウズしていたようだ。

という事で、僕も一緒に行くことになってしまった😭

まず向かったのは自由ヶ丘駅から一つ目の九品仏駅近くのパン屋さん(どこで迷子になる?)。なんでも世界一のパン屋さんになったこともある名店らしく、お店の前には行列ができている。

嫁はパンが大好きな上に憧れのパン屋さんということもあり慎重に吟味を重ねながら買いたいパンを選んでいく。当然、その後ろは大渋滞になってしまうが、お店の方はとても感じ良く対応してくれました。また、お土産もこのお店で素敵なお菓子を買う事ができて、着いてきて良かったと思いました。ここまでは。

さて時間はかかったものの買い物を終えて次に向かうのは九品仏駅の次の駅、尾山台駅から環八に出てすぐにあるケーキ屋やチョコ、ハムなどの惣菜を販売しているお店。ここのケーキも素晴らしく美味しいらしい。ちなみに嫁の好きなものはパンとケーキもだが、最も好きなのはチョコレート。チョコレートのイベントなどに行くと見境が無くなるくらいのチョコ好き。

なので、嫁が店内を回るスピードが極端に遅くなった。牛歩戦術並のスピードで、ケーキ、チョコをひとつひとつジックリと観察して何やら頷いたりしている。

コッチは昨日の秋葉原のダメージが残っているところに予定外の店が追加になり、ちょっといい加減にして欲しいなぁと思っていた。

パンとケーキが好きな妹も嫁の牛歩戦術には敵わず、遂には嫁を店に置いて我々は自由ヶ丘に向かうことになった。まぁ、東京には頻繁に来れる事もないし、嫁にもじっくりと堪能して欲しいのでそれがベストでしょう。

嫁をケーキ屋さんに置いてからはスピードアップし、自由ヶ丘でモンブランのケーキ屋さんやオシャレスーパー、奥沢駅近くのお寿司屋さんで買い物をして帰った。

スマホの万歩計アプリで計測すれば良かった。昨日は息子に合わせて秋葉原で歩き回り、今日は嫁と妹に合わせて自由ヶ丘から九品仏、尾山台、奥沢周辺を歩き回り、昨年末の手術以降運動らしい運動をしていない僕の足裏や脹脛、背筋あたりが悲鳴を上げ始めている。

北海道は車で移動するから東京よりも歩く距離は短いのだと改めて実感しました。

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