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インスタ日和 §05 2月3日

日脚が伸びる季節。半日ほど時間があるなら、檜町公園に立ち寄った後、海鮮丼を食べに行くのがオススメ。

檜町公園は、都会の喧騒を一時忘れさせてくれる穴場的なスポット。その後、日比谷線に乗れば、寿司の名店「鮨からく」に直行できます。この店の海鮮丼は、東京随一の美味しさ。効率良く最高の半日を過ごせます。

檜町公園

余寒の残る檜町公園を訪れると、陽だまりに野草が芽吹き、ゆっくりと近づく春の気配が感じられます。
長州藩主を務めた毛利氏の江戸下屋敷跡に築かれた公園。広々とした日本庭園の中央には、渓流が静かに流れ込む大池や石燈籠があり、かつての大名庭園の名残が感じられます。
庭園と東京ミッドタウンの高層ビル群が融合した現代的な景観は、一見の価値があります。
公園脇には、エミリオ・グレコが製作した「海の精」の銅像が建ち、優美な印象を与えています。

高層ビル群が融合した壮麗な景観
グレコが製作した「海の精」

公園を後にして3分ほど歩き、六本木駅から日比谷線に乗車。所要10分ほどで銀座駅に移動し、駅から1分ほど歩くと「鮨からく」に到着。

鮨からく

店の名を冠した「からく丼」は、江戸前の粋が楽しめる色鮮やかな一杯。
丼には、マグロの醤油漬けと中落ち、鯛の胡麻醤油漬けが綺麗に盛られ、身は濃厚な味合い。
柔らかく仕上げられた煮穴子は、ほんのりとした甘味があり、とろけるような食感。

江戸前の粋が楽しめる「からく丼」

2月初旬の近場巡りでは、「檜町公園」から「鮨からく」を周る半日旅が、この上なくオススメ。

是非お出かけください。


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