30台前半~40歳までのカンナビス#4タイ プーケット(マリファナ、大麻)
僕に強烈な恐怖心を与えた、不眠体験から1カ月半が過ぎようとしていた。
このころには、不眠に対する恐怖から少し遠ざかっていた。(まだ、余韻は残っているが)
ちょうどこの時期に、仕事の関係でタイへ行く機会があった。トランジットで少し寄る程度だったが、友人の大山が調整できそうだったので、二人でプーケットとに行ってサーフィンをする計画を立てた。
タイといえば、カンナビス合法国である。
昔バックパッカーで行ってた頃は、こそこそゲストハウスで吸っていたが、今は街中で堂々と吸うことができる。
不眠の原因をカンナビスと考えていた僕は、吸ってしまうとまた不眠なるのでは?といくらか恐怖感を持っていた。
バンコクのスクンビット通りで大山と落ち合った。ちょうどアソーク駅の辺りだった。早朝からバンコクについていた大山は、少し疲れた顔をしていたが、しっかりときまっていた。
軽く昼食を食べ、プーケット行きの飛行機まで少し時間があったので、カンナビスショップでも行くかという話になり、スクンビット通りナナ方面に歩くとすぐに見つかった。
この辺りは50M間隔ぐらいにカンナビスショップがある。
店員と軽く雑談しながら、インディカ優勢のゴリラグルーという品種を購入した。(確か睡眠がうまくできない時がある。みたいな話をして進められたような…)
「ここで吸っていいか?」と尋ねると、
「店の前ならいい」と言われたので、早速ジョイントをまいて吸うことにした。(ジョイントを巻くのは常に僕の役割だった。)
小さいペーパーのジョイントを大山と二人で吸った。
隣で吸っていたオーストラリア人の若い女子が元気いっぱいの笑顔でほほ笑んでくれたのが印象的だった。
その後、タクシーを拾いドンムアン空港に向かった。
この時のタクシーの中が最高の気分だった。僕の恐怖心をすべて吹き飛ばしてくれる爽快感と多好感を感じることができた。
そのままプーケットに行き、宿にチェックインし、タイマッサージに行き就寝した。
ただこの日はあまり眠れなかった。寝つきはよかったが、3時間ほどで目が覚めそこから一向に寝れなかった。
またか…
とても暗い気持ちになっていた。
大山が起きるまで、薄暗い海辺を散歩したり、野良猫を眺めたりして時間をつぶした。
大山が起きたので一緒にカンナビスを吸い、朝食を食べた。
その後にサーフボードをレンタルして、軽くサーフィンをした。(波が小さすぎて、あんまり遊べなかったが)
昼過ぎになると、大山が軽く昼寝をしたいと言ったので、部屋に戻りベットに横たわりボーっとスマホをいじっていた。
気が付くと6時前になっていた。
4時間ほど熟睡していた。めちゃくちゃうれしかった。
今までドヨンと曇っていた空が、いい気に晴れたような感覚になった。
その後、夕食を食べ、パトンビーチへいき、タイガールを買って、ホテルでひと試合終え、睡眠した。
この日は爆睡だった。
次の日もほぼ同じような流れだった。
この時点で、カンナビス=不眠の考えはかなり消えたような気がする。
現時点の見解はこうだ。
カンナビスが不眠の誘発になると考えている状態で、軽く吸うと寝れなくなる可能性はあるが、がんがん吸うとそんな考えが吹っ飛ぶくらい決まるので、よく寝れる。
睡眠の習慣を脳に覚えさせれば、ちゃんと眠くなる。
現に日本帰国してからも、眠れなくなることはなかった。(もちろんカンナビスは吸っていない。)
ただ常習すると不具合がありそうな気がするので、旅行中の短期間が自分には合っている気がする。
次はパタヤでの話を書こうと思う。
※この物語はフィクションです。違法薬物の試用、犯罪行為を助長するものでは一切ございません。
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