雨予報ではなかったのに

どうしようもなく泣いてしまいたい。
たった数時間のバイトなのに、大事な家族のはずなのに
治らないままどうにか保ってた傷が広がってくみたいだ

元気ではあって、やりたいって思ったことはできてる。
それでも内側のもっと奥の方で冷たい水色が洪水してる

理不尽と言っていいもかもわからないくらいの些細なこと
ほんの少しの不安と悩み
それだけなのに。 それだけのことなのに。
ジメジメとズキズキが止まらないのだ

チョコを食べて気を紛らわせよう
そのあとシャワーを浴びてこよう
ゲームをするか小説を読むかを考えておこう
少しでも、これ以上傷が広がらないように。

ズタズタに疲労した全てに包帯を巻いて、湿布を貼って
大好きなブランケットとお茶に包まれていよう
少しでも忘れていられるように。


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