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「ライ麦畑でつかまえて」-不快感を言語化する-

主人公は口が悪い


 リーディング力を上げる目的で、ライ麦畑でつかまえて(英語)を1日2チャプターずつ読んでいる。今はチャプター10まで読んだけど、ここまでほぼ主人公が周りの友達・先生の嫌なところを言いまくっているだけ。また、主人公はかなり口が悪く、goddam/ hell/ phony(いんちき)/ crumby(薄汚い)が一ページに計10回以上は出てくる。おかげで自分の頭の中も口が悪くなった。

不快感を言語化する


 しかし面白い点として、登場人物が周りの友達から与えられた嫌な感情について、逐一言語化していることがあげられる。悪口ばかり言うやつともとらえられるけど、周りからもらった嫌な感情や記憶についてそのままにして、対処できなくなっている自分よりましだと感じた。私は「何となくこの人といると不安になる」、「この人に○○されると傷つく」、「なんとなくきもい」のようなふわっとした不快感が発生したら、それについて考えることを避けて、その場から離れてその感情が頭から自然消滅してくれることを待つことしかできない。自分も周りの人の嫌いな行動や振る舞いについて、なぜイライラするのが言語化して向き合うべきなのかな。

また全部読んだら、通しての感想を書きます。

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みみみ
海外経験なし、地方出身。9月から米国大学進学予定。
自分と向き合うって色々思索を深めるのが好き。


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