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先日の出来事

買い物に出かけるため
ダウンジャケットを着用

その日はそれほど寒いわけではなく
むしろ暖かさを感じる日であったが
2月ということもあり
暑かったら脱げばいいという軽い気持ちで
ダウンジャケットを着て外出した

ショッピングモールを歩いていると
汗ばむくらいの暑さを感じてきたので
ダウンジャケットを脱ごうとファスナーを下ろそうとしたが…

信じられないことが起こった

ファスナーが噛んで動かない

まずい、
すでに汗ばむくらいの状態なのに
ダウンジャケットが脱げない

暑さが半端ではない
さすがダウン!
と感心している場合じゃない

力を入れて強引にファスナーを下ろそうとするが、噛んだ部分が全く動かない

ますます暑くなる

脱げない!

このままダウンジャケットを着て一生を過ごすのか?

お風呂はどうする?
湯船で浮いてしまうし
そもそも体が洗えない
寝る時は濡れたダウンでは布団に入れない

このまま冬が続くわけではないので
夏はどうする?

地球が氷河期に突入するなら問題ないが
それを望んでいるのは
私とシロクマくらいか、ペンギンも、いやアザラシも
そんなことはどうでもいい

最後の手段は
ダウンを切って脱出するしかないのか?

いやいや、それはいやだ
高級ダウンというわけでではないが
さすがに6万円もしたダウンジャケットを切るわけにはいかない

ファスナーと格闘しているうちに
暑さはどんどん増していく

この季節に熱中症で倒れたとあっては
笑いのネタにしかならない

ファスナーと格闘すること10分
噛んでいる部分が外れ
ようやく下ろすことができた

これまで当たり前にファスナーを開け閉めしていたことのありがたさを実感した

同時にこの事件がトラウマなってしまったのか
ファスナーの開け閉めが怖い…

しかし、ズボンのファスナーは?

開かなくなると?
緊急時は…

閉まらなくなると?
どうやって外を歩く…

考えるだけでも恐ろしい

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