先日の移動中の出来事
品川からバスでオフィスに向かってへ移動中
夕方に近いこともあり、座席が満席になるくらい混んでいる
バスは順調に走行
そして目的地の手前のバス停を発車し、会社の最寄りのバス停の名前がアナウンスされた
さあ、次だ!
そんな時、『降車ボタン』を誰も押していないことに気がついた
もしかしたら、手前のバス停でみんな降りてしまったのか…
後ろを振り返ると、ビジネスマンらしき人たちが5、6人乗っている
まぁそのうち誰かが押すだろう
バスは信号を左折し、降車するバス停に近づいている
これは押さなきゃまずいかも…
いやいやそんなはずはない
誰かが押すだろう
そして、バスは最終コーナーを曲がり、会社の前のバス停が目の前に迫る
こりゃ本当にまずい!
ここを通過したら、次のバス停から歩いて戻ることになる
そうなったら会議の時間にも間に合わない
もう、仕方ない
えい!
自分で押した
“いつもは多くの人が降車するが、こんな日もあるんだなぁ…”
と思いながら
私は座席を立ち出口に向かう
振り向くと、ビジネスマンがぞろぞろ付いてくる
なんという敗北感…
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