それでもやっぱり人事の仕事が好きな理由
こんにちは、しがサラです。
ここの所、毎日何かしらの労務データを分析することが多く、面倒くさいと感じています。
改めて考えてみると実際、8割〜9割ぐらいは、人事の仕事って地味だよな。とつくづく思います。
私が人事の仕事をしていて唯一楽しかったのは、新卒採用のお仕事です。
直接、学生と触れ合いながら、目に見える形で結果が分かるので、とても好きでした。
そういう意味では新卒採用業務は、営業に近い感覚なのかもしれません。
人事の仕事は、経営層と従業員の板挟みで矢面に立つことが多いです。
しかも、データ分析や作業も多く地味です。
本日は、そんなつまらない人事の仕事が好きな理由を書いていきます。
世間の動向を知る
IT分野で言うと、テクノロジーの変化というのは目覚ましく、そのスピードはまさに日進月歩でしょう。
人事の分野もそれに近いものがあります。
・世間の企業動向
・経済動向
・法改正動向
これらを常にウォッチする必要があります。
日々発信される情報をすべて自社の場合に当てはめ、影響がないかどうか、自社でも取り組めないか、を考える必要があります。
おのずと、新聞やニュースを見るようになります。
このような世間の動向を知るという、 社会人であれば必須であるスキルが人事には標準的に求められる部分が、好きな理由の1つです。
現状把握・分析力が身につく
2つ目の好きな側面です。
おそらく、働いている中で、
「うんうん、よく分かった。で、今どうなってんの?」
この台詞を聞く回数が最も多いのは人事だと思います。
それほど、現状把握や課題認識を求められます。
人事施策などは基本的にBefore・Afterを関係各所に説明しないといけませんし、従業員にも分かりやすく伝える必要があります。
現在地を把握する力、課題認識力が磨かれる部分はとても魅力的だと思っています。
未来を描く想像力を養える
これが3点目に好きな理由です。
会社をこうしたい!
従業員にこうなってほしい!
もっと働きやすく!
色んな理想や、ありたい姿を思い描けて、それらを熱い想いを持ち企画に載せられるところ。
現在地とありたい姿。そしてそのギャップ。
このような考え方を持つ手法を、ビジネスの上ではバックキャストと言います。
経営企画のような部門も同じですが、バックキャストを実践しながら業務ができる部分は非常に大きな財産となるでしょう。
その点、人事は企画部門より従業員に近い存在ですから、生の声やリアクションを見ながらできる所はやりがいです。
以上が、私が人事を好きな理由3点です。
私が人事職としてキャリアの道を歩んでいるのは自分が抱いてる夢のための手段です。
しかし、その手段である人事の仕事は、1人のビジネスパーソンにとって最も基本的かつ重要なスキルが身に付くので、気に入っています。
最近、地味な仕事が続いていたので、モチベーションを上げるために、客観的に振り返ってみました。
ぜひ、コメントいただけますと嬉しいです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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