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POG2022-2023 最後のディープインパクト産駒を分析&診断!!! 第4回 机上の九龍~キジョーのクーロン~

皆さん、こん○○わ!
芝 燿二郎です。
初めて当noteをご覧いただく方もいらっしゃるかも知れませんので、こちらのURLを貼っておきます。

ドルメロの魔術師ch.

記事内でバンバン飛び交うw 様々な専門用語の意味が、解り易く解説されております。
※なお、当方ドルメロさんとは(現時点では)何の関わりもありません。どころか、ドルメロさんとは異なる解釈をしている部分も多々ありますので悪しからず。


それでは、4頭目です。

オープンファイア(ゴーマギーゴーの2020

母似
優先祖先 母系4代前 Yarn
5代内アウトクロス
基礎体力: 43.7 (50が平均)


以下、血統表

https://db.sp.netkeiba.com/horse/ped/2020103373/



先ず牝系ボトムラインの3代母Marquetry Road とその母Road to Heaven が8年周期のMAX活性orゼロ活性の関係性なので、ここを深掘りしていきます。

母母母Marquetry Road 1995 3/8生
2戦0勝
母母母母Road to Heaven 1978 3/17生
11戦1勝(2着5回) →日本競馬的に言えば、1勝クラスでコツコツ稼ぐ、な感じ。

時系列的には、MAX活性ともゼロ活性とも取れる微妙さ。母母Magibel の競争成績は5戦未勝利。つまり、母母母母〜母母まではぶっちゃけ駄馬w →よって、Marquetry Road は母のゼロ活性産駒、と解釈します。


次に、優先祖先のYarnについて。

Yarn 1987 3/1 生まれ 6戦1勝
3歳の8月末にデビュー、1つ勝つも同年の3歳の12月で引退。
競争成績はぶっちゃけ駄馬(しかもデビュー遅い)。。。この祖先の形を引き継いだ本馬が、果たして早くに仕上がってクラシック戦線でバリバリ走って来るかどうか???個人的には疑問符(Yarnが繁殖として優秀なのは重々承知ですが)。


ここまでは随分とネガティブな話題が続きましたが、血統構成面は素晴らしいと思います。5代内アウトクロス◎、代が下がって効果は薄くなるかも?の懸念はあるも、ディープ×Storm Cat の定番ニックス形+母系にコレでもか!!と敷き詰められた米系血脈(In Realityもあるよ。)、更に母系内の○○○○を呼び水としての、4 × 5・5・5 のニアリークロス。素晴らしく練られた配合だと思います。

この内容なら、兄弟姉妹で走った実績馬がいるのでは?と探してみると、

ロジマギーゴー 半妹 父ハーツクライ
....未勝利(爆)。
この馬も父ハーツクライの劣性期産駒で、調べてみたらなんと優先祖先は同じくYarn。しかも5代内アウトクロス。つまり、配合の方向性としてはほぼほぼ上記で述べた通り。初仔のビハインドがあったのかも?とは言え、それでも未勝利(取引額4000万)。。。関係者の皆様にとっては正直、期待ハズレもいいところだったと、心中お察し致します。


果たして、半妹の7.5倍もの大きな期待(当馬の取引額は3億)を掛けるに値するのだろうか???


これが率直な感想です。評価はバッサリで行きますw 誰がどう見ても素晴らしい馬体の持ち主で、楽勝に次ぐ楽勝でG1を勝たれた時は素直に負けを認めますです、ハイ。


POG的お薦め度 : E(指名する方多いなら、ココは逆張りで。)
もし馬主 or 一口馬主なら : E
将来性 : C(牡馬ならそう簡単に引退はさせられないハズ、意外と晩成?の可能性も無いとは言えず)

※A~Eの5段階評価、あくまでも独断と偏見ですw

POG的お薦め度 : 一般的なダービーtoダービーのルールでの、速攻性に重きを置いた評価

もし馬主なら : 投資分を回収出来るか否か?のコストパフォーマンスに重きを置いた評価

将来性 : その競争馬生活全体を通しての、OP入り(あわよくば重賞勝ち)成るか?に重きを置いた評価



最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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