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1リットルのビールで導かれる世界

500ミリリットルの発泡酒を2本飲み進めていると

胃袋が麻痺して塩気のあるものを欲しがるようだ

それ以外は

快楽にも似たノンストレスの世界へと誘われる

私はずっと最近5時に起きて瞑想をして家事をして自炊をして

何をして努力に努力を重ねては

あれも違うこれも違うと、まるで冒険しているようで日本海で海流に流されているようだった


海を見たいと一言で言ったとしても

ハワイのビーチと日本海の断崖絶壁では、大きな差が出る。

願い事というのは

ある意味国語力が必要であり

詳細に言葉に表す必要があるのだなと痛感した。


確かに瞑想で自分を信じることもできそうだった

清掃で心が洗われる気持ちだった

ノートを書く習慣で思考が整理される実感はあった


ただどうしようもない焦燥感

やりきれない圧力などに対して

どうしても真正面から何度も何度もトライして打ちのめされたその日には

逃げ場が必要なんだ

その1つ目は震えであり

その2つ目は涙であり

その3つ目は意味のなさない音声であり

その4つ目は八つ当たりであり

その5つ目はビールである。


5つ目に至るまでに

ビールを飲めよ

そう、それが一番手っ取り早い

私が一番知っている

よそ様に恥を晒すこともなく

ただただひっそりとお酒を飲み

眠りにつき

次の朝どろんと起きて

眠そうににっこり挨拶をし

悩みなさそう、なんて皮肉を言われ

そういう感じ。

私は人の悲しみがとても入ってくる人だ

アナタのイラつきも

アナタの焦燥感さえも

雑音が入り過ぎて

それをいつもビールで流す

味?

味は、涙の味

混ざり合うと、ゆっくり安心の世界へ連れて行ってくれる。


私はいつだって

まじめちゃんだったから。

大人になって

お酒覚えて

楽しそうって

そうだね。


ありがとう。

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