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2年間、内省していたので。

社会人になって2週間が経つ。

こんな記事を書くぐらい、新社会人としての生活を心配していたけど、フタを開けてみれば、そんなに臆する必要もなかった。まだ研修期間中なので、序の口だけど。

自分が予想していたよりも、スムーズに学生から社会人へと移行できたと思う。数学でいうところの「滑らかな関数」のように、接続できた。

気持ちが整理できたので、だから今こうして、文章を書いている。



働くことに対して期待値を高く設定していなかったのが、よかったのかもしれない。

好きなことをして生きていきたいとも思っていなかったし、仕事は大変でめんどくさいことが多いのが当たり前だと思っていたので、理想とのギャップに苦しむことはなかった。

良い意味で、冷めていたのかもしれない。

どこかの美容クリニックのCMで言っていた「好きな言葉は情熱です」なんてことは口が裂けても言えないけど、それなりに楽しみを見出している。



学生時代に比べたら自由時間が減ったのは間違いないけど、それはそれでよかったと感じる。

暇な時間が多すぎると、無駄に悩みすぎる可能性があると思う。目の前のことに集中していたら、クヨクヨ悩んでいる余裕なんてない。

多忙すぎるのも病んでしまう危険があるので、注意が必要だけれど。

その点、1日8時間労働というのは丁度いい時間だ。家に帰ってきて寝るまでの自由時間が5、6時間というのは、程よく忙しくて程よく暇な時間。

そしてありがたいことに、お金もいただける。

海外ではもう少し労働時間を減らそうとしている国もあって、日本もそうなればそれで嬉しいんだけど、働く時間が全くなくなるのは、かえって不幸の要因になるのではないかと思う。



先ほどの話にもつながるのだけど、それは働くことが社会貢献を感じられる活動でもあるからだと思う。

自分はメーカー企業に所属しているので、「ウチの製品は身の回りのこんなところで使用されているのだな」ということが分かると、嬉しくなる。

生産現場で、科学の本に書いてあったことが応用されていたのを目の当たりにしたことで、知識を身につけて「もっとよりよい製品を作りたい」とか「この工程を改良できたらいいな」という気持ちが芽生えきた。

人間だれしも、誰かに貢献したいというモチベーションがあると思う。働くことは大変なことも多いけど、社会貢献の感覚を満たしてくれるものだと感じる。



noteで2年間、エッセイを書き続けていたからな。

いろんなテーマでエッセイを書いているうちに、それがいつの間にか自己分析することとつながっていたと思う。

今後、社会にどんな変化が起きるのかはわからないし、また、自分の価値観が変わる可能性もあるけど、今のところは自分の目指すライフスタイルと、今の生活は合っていると感じる。

もうしばらく様子を見る必要があると思うけど。


noteで続けていた内省の作業が、ここで活きていると感じる。

あとは、その目指すべき方向にむかって、ひたむきに走るだけである。



残業がほとんどない会社なので、仕事終わりの時間は比較的取りやすいほうだ。

読書するのもよし、スポーツするのもよし、興味のあることを独学するのもよし、はたまた、何もせずぼーっとするのもよし。

そして、文章を書く時間にもあてたいと思う。



前から小説を書きたいと思っていたが、ジャンルがなかなか決まらなかった。けれど、最近になって書きたいジャンルが定まってきた。

SF小説を書こうと思っている。

もう紙のノートに、構想も書き始めている。

物理学を専攻してたぐらい科学のことにも興味があるので、科学のことを勉強しながら、SF小説を仕事から帰ってきたあとに書き進めていきたい。


できた作品をnoteに投稿する予定は、今のところない。せっかくだし、作品を応募している会社には投稿しようと思っている。

エッセイについては、今は書きたいモチベーションが起こらない。

ということで、noteでの投稿はまたしばらくのお休み。



ユーラシア大陸横断記だけは、いつかこのnoteで完成させなければ。








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