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「そうっすよね」と思う記事

文章に関することを書いた記事は、読者からの反応がいい。過去の自分の記事の統計を見てみると、そのことがわかる。

このことについて、僕は「そうっすよね〜」と思う。

文章を書くという行為は、誰にでもできる。道具もパソコンかスマホがあれば事足りる。一方で絵を描く、動画を撮る、音楽を作るといった活動は色々な道具を揃えたり、手間がかかる。

なのでこのnoteでは文章を読むだけという人は少なくて、自分も文章を書くという人が多数派。

つまり、読者のほとんどが書くことについての知識を知りたいし、どうやって書いたらいいのか悩んでいる。

音楽だと、好きな曲を聴いても「よし、いっちょ自分でも曲を作ってみっか」とはならない。腰が重い。動画も編集が大変そうだ。その一方で、書くことはすぐに取り掛かれるので、ハードルが低い。


この構図が成り立っているから、文章に関する記事は伸びやすい。なので、最初に申し上げたように「そうっすよね〜」という反応になる。

どこの誰だかわからない人のエッセイを読むよりは、文章を書く上で役立つことを学べる記事のほうが需要があるのは自然なことだと思う。あと共感もしやすい。


「じゃあ、文章に関する記事で埋め尽くしていこうか」と考えるんだけど、果たしてそれはいいのだろうかとも思う。

なぜなら文章に関する記事を書くなら、その書き手自身の文章が優れてないと説得力が出ないからだ。何事においても、うまい人からアドバイスをもらいたい。草野球チームのおっさんよりもイチローからバッティングを教えてもらいたいと思うのは当然のこと。

自分のエッセイのレベルは素人の域を出ない。正統派の記事で素晴らしいものはまだ書けていない。そんな自分が文章に関することを書いていいのかと思う。



この記事も結局、文章に関する記事になってしまっているのだけど。

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