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数学ができるようになったら、

数学って、勉強しても生活の役に立たないでしょ


数学が嫌いになる理由として、必ず上位に来るもの。

抽象的な話が展開され、もうなんの内容なのかさっぱり。私生活で必要なさそうな学問なのに、それでいて難しいとなると、嫌いになるのも当然だと思う。

僕も物理学を専攻している身ですが、何度も数学に心を折られかけられました。いや、何回か折れた。


だけど、もし数学力を身につけておくことに、メリットがあったとしたら


そのことについて、まとめられている記事を見つけた。

オックスフォード大学などの調査によると、数学力について

数学は多くの人が苦手とする重要な能力であり、ある程度習得するには何年もかかり、人生全体に影響を与える。

数学力は、教育の進み方、雇用、給与、心身の健康、経済的な困難など、社会全体の幸福の中心となる要素と関連している。

という結論を出しているらしい。

とりあえずオックスフォードの権威を借りる。オックスフォードの威を借る狐。


ベクトルや数列、微積分なんかが何の役に立つのだろうかと思うところですが、数学は人生の様々な要素に影響を及ぼしているそうなのだ。

そう言われると、数学を勉強するモチベーションが湧いてきそう。



以前、「数学できるようになっても、特に人生変わらないのでは?」という内容の記事を書いた。

数学が一番の苦手科目だった中学時代から、大学で扱う数学を理解できる(もちろん数学科の方には足元にも及ばないレベル)まで成長した僕の意見としては、数学ができるようになっても人生変わった感じはしないということだ。


来年から働く会社の給与も高くはないし、心身の健康についても別にメンタルが強いわけじゃない。ちょっとしたことで落ち込むし、自己肯定感も低い。

日々、悩みは絶えない。


数学力を身につけても、せいぜい記事のネタが増えるくらいだと思っていた。

この前、同じ物理学科の友達と話していても、「普段の生活で数学なんか使わんよな」という結論に至った。

高校時代の数学の教師も、「微積分なんか、受験や専門職以外では、役に立ちません」と豪語していた。

・・・


うーん、やっぱ数学力ってそんなに重要なのかな


もしかしたら、あとでじわじわと効果が出てくるものなのかもしれない。

数学は、効き目の遅い漢方薬みたいなものなのか。



定義(直積集合)

集合$${A}$$,$${B}$$に対して、その2つの要素$${a\in A}$$,$${b\in B}$$を対にした$${a,b}$$の集合

$$
A \times B = \lbrace{(a, b) | a \in A, b \in B}\rbrace
$$

を直積集合という。

$${(a,b)}$$を順序対といい、一般に$${A}$$,$${B}$$が空集合でない場合、$${A\neq B}$$なら○×△☆♯♭●□▲★※…


・・・

うーん。

ほんとに、こんなの人生の役に立つんだろうか。



ちなみに、僕は小学校の時に算数が苦手すぎて、授業で問題を当てられた際に、アホすぎる解答をしてしまい、クラスメートを吹き出させてしまった経験があります。

今でこそ数学の記事を書いている僕ですが、昔は数字に超絶よわかったんですよ。気合いでここまできました。僕は意外とパワー系なんですよ。


うそです。ただ無鉄砲なだけなのでした。物理学科に来て、最初に数式の羅列を見た時に、「あ、選ぶ学科ミスったな」と後悔しまくりの日々を送っていました。

なんとかなってよかったでやんす。

調子に乗って理系の記事を書いたりしていますが、僕の数学力はヘボヘボです。ちょっとでも数学や物理が面白いと思えるような記事を作れるように、ヘボヘボながら頑張ってます。

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