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出産って?

前回は、初めての妊婦生活について書きました。前半は、かなりつわりできつかったです。


今回は、約10年前の初めての出産について、思い出しながら書こうと思います。

私は総合病院での出産でした。
予定日から2日後の夜中、陣痛と思われるものがきて、病院へ電話。一度夫と病院へ行くものの、診察してもらうと、もう少し時間がかかりそうなので、一度自宅へ帰ってくださいと。仕方なく、一度自宅へ帰り、不安でしたが、様子を見ることに。

その後、明け方になり、陣痛の感覚が定まってきたと思い、病院へ電話し、夫と一緒にもう一度診察してもらう。今回は、そのままいても良かったので、ほっとしました。

夜から何も食べていなかったけれど、朝食が出ても、痛みで食べられないし、これからすぐ出産でと思うと食べてる場合じゃないかと、牛乳だけ少し飲む。その後も、痛みで苦しみ続けました。夫もなぜか、何も食べずに一緒に戦っていました。

昼前の診察で、「子宮口が6㎝になったよ、すごいっ」と医師に言われ、やったー、昼くらいには出産できるーと勝手に喜ぶ。10㎝まで開くと、出産できる。
痛みがずっと続くので、早くこの痛みから解放されたいーーという気持ちが10割占めていたような気がします。

その後は、痛みは続くのに、子宮口は開かず。その状態が続く。夫も何も食べていないので、昼食だけ、すばやくとって、すぐに戻ってきてくれた。私は痛みで何も食べることができなかった。

時々看護師さんが来てくれて、背中とおしりの間くらいをマッサージしてくれた。なんだか、その時だけ、ほっとできたのを覚えている。

夕方になり、やっと子宮口も開いたということで、出産の準備が始まる。力みたいのに、まだ力んではいけないと言われることが、一番難しかったし、もう体力の限界で、自分で何もコントロールできない感じ。

その後は、看護師さんの言う通りにした気がするが、意識も朦朧で、詳しくは覚えていない。もう力んでいいよと言われたけれど、私にはあまり力が残っていなかったからか、最後は医師がお腹を押さえてくれて、出すのを手伝ってくれた。

19:00ちょうどの出産。
「おぎゃー」という大きい声に安心する。
赤ちゃんとの対面。私と一緒で必死な顔で出てきたので、同志という感じ。一緒によく頑張ってくれたねーと心の中で叫ぶ。夫もずっと一緒にいてくれて、疲れた顔をしていたが、喜んでくれ、荷物の確認をして帰宅した。

出産後、すぐに赤ちゃんとは引き離され、今度は胎盤を出しましょうと言われる。えっ、終わりじゃないの?と思ってしまった。必至に胎盤を出し終えたけれど、今度は会陰切開したので、縫合が始まる。
私が把握していなかったことが、次々あるので、色々情報不足だったなーと実感。産んで終わりじゃないのねーー。

その後、休んでから病室へ戻ることへ。体力を使い果たしてしまい、普段の体力を10とすると、残っているのは0.001くらいな状態。歩くことができなったので看護師さんが車いすに乗せてくれた。

産む時間が悪かったのか、夕食の時間も終わっていたので、夫のお義母さんが持ってきてくれたみかんを2個食べ、とりあえず横になる。

出産ってこんなに、体力使うんだと、ヘロヘロになりながら感じた。つわりがあったからか、体重もあまり増えなかったので、出産したら、ガリガリになって体力ほぼ0。

ここまで記憶で書きましたが、多分こんな感じでした。

出産の前は、時間がかかるから、しっかりとご飯を食べて挑まないといけないなという教訓ができました。


出産は人それぞれだし、命がけだし、本には書いていないこともたくさんあり、ドラマがありますね。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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