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落石注意

車で鳥見に行くとき、わりと山の中の道を通っていくことが多い。
なので、「落石注意」の標識看板にはよくお目にかかる。
市民の裏山的な市街地近くの低い山でもお目にかかることがある。
それを見ると、「今まさに落ちて来る石」か「今そこに落ちている石」か、どっちに気を付けろと言っているのか?と思うことがある。
実際「今まさに落ちてくる石」は気が付くこと自体非常にまれではないだろうか?そういう看板がある道は大抵落ちて来るかどうかわからない石を警戒するために上を見ながら運転できるようなヤワな道ではないことがほとんどだ。
「今そこに落ちている石」なら気を付けられる。こぶし大がごろごろ転がっていたり、半分に割れているのに人の頭より大きいものが脇にどけてあったり、今さっき落ちてきたよ、と言わんばかりに割れ口鋭くフレッシュにして道路に生々しくつけた傷の横に転がっているものとか…
そして思わず頭上を確認したくなる。
結局、車が石を踏まないように注意するくらいしか出来ることはないのだけれど。

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