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ECに聴く曲5選

(E) エモい気分で (C) coffee/コーヒーを飲むときに聴く曲。あるいは、(E) Emotional な (C) coffee time を味わうときの曲

コーヒーブレイクを取るときって、さまざまなシチュエーションが考えられますよね。しかし、今回は思いっきりエモーショナルで、芳醇な/心豊かなコーヒーを味わう場面に限定しましょう。そのお供になるようなミュージックです。では、5曲 参ります。


☆Do What You Have To Do☆

Title             Do What You Have To Do
Artist           Sarah McLachlan
Album       「Surfacing」1997
Comment フォローする YOYO さまにご推奨いただいた Sarah McLachlan。90年代を代表するカナダのシンガーソングライターです。デフォルトがフォーキーな歌声なので、ぼく的にはややアダルトな本盤がサイコー。特にこの曲の香り立つようなピアノと声には、心が落ち着きます。

☆Oscar Tango☆

Title             Oscar Tango
Artist           Penguin Cafe Orchestra
Album       「Signs Of Life」1987
Comment Penguin Cafe Orchestra をエントリーしたのは、名前にカフェが入っているからではありませんよ。室内楽とアンビエントの境界を優雅に漂うサウンドは、50年を経た現在も色褪せません。こちらも Eno とは深い関係が。あれ、このサブ企画の 4回に 1回は Eno が出てきますね。

☆Your Freedom Is The End Of Me☆

Title             Your Freedom Is The End Of Me
Artist           Melanie De Biasio
Album       「Lilies」2017
Comment Melanie De Biasio はベルギーのジャズ・シンガーです。ブルースやソウルとの越境が見られる歌唱は、国内外で高評価。極力、音を削いだ緊張感のなかで響く低音ヴォーカルは、芯がラジカルでアグレッシブである顕れのように聞こえます。ひりつくような真剣勝負の。

☆Lazarus☆

Title             Lazarus
Artist           Porcupine Tree
Album       「Deadwing」2005
Comment わが敬愛の Steven Wilson 率いる Porcupine Tree。ジジィ殺しの異名をとるほど、プログレ・オールドスクールのリマスターに貢献してくれましたね。本質的に耳がいいのでしょう、かつ、とても decent 。彼がリミックスしてくれるなら、ジジィは喜んで殺されますよ。

☆Renascer☆

Title             Renascer
Artist           Xenia Franca
Album       「Em Nome da Estrela」2022
Comment Xenia Franca はブラジルのシンガーソングライター。2017年のデビュー以来、ジャズ × ネオ・ソウル × アフロ・ブラジレイロの唯一無二サウンドを顕示しています。コーヒー豆はやっぱりブラジル産。SZA があれだけ売れるなら、Xenia が見つかるのも時間の問題かも。

この御題を考えたのは年始 (冬) だったので、暗黙のうちにホット・コーヒーを思い浮かべていたようです。投稿前に聴き直し、アイス・コーヒーでも大丈夫だな、という再確認をとりましたよ。たった一杯のコーヒーが、音楽次第でとてもリッチになる気がしませんか。ぼくだけかもしれませんが、これはスタバではダメなのですね。やはりジャズ喫茶でなければ。個人がイヤホンで楽しむ音楽とはまた別の良さがありますから。

ところで、1曲目にエントリーした Sarah McLachlan。YOYO さまからご紹介いただいたのは半年前だったのですが、7/31 の記事でご自身が「Surfacing」を採りあげていらっしゃいます。正直ぼく的には、なんという奇遇、なんというシンクロニシティ。「Do What You Have To Do」、もしくは Sarah の美声にビビっとアンテナが反応されたかたは、是非 ↓ の記事を参考になさってください (プレイリストもあります)。

それでは、また。
See you soon on note (on Spotify).




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