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ガラ紡タワシ

わたしは基本的にものぐさである。そして節約が出発点であるけれども、巡りめぐって身体に良かったり環境によかったことが多い。


タワシもそのひとつ。アクリルタワシは洗剤もいらないしエコ!ということで2年前にせっせと作っていた。けれども、使えなくなった時のゴミは…プラスチックだなあとモヤモヤ〜。


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そんな時、ちょうど『びわこふきん』を思い出してひらめき、ガラ紡の糸で作ってみた。


ちなみに『びわこふきん』って知ってますか?
1970年代、洗剤に含まれるリンが原因で琵琶湖の汚染(赤潮)が問題となり、地域住民がリンを含む洗剤を追放する運動を起こした時期に、洗剤のいらないふきん「びわこ」が開発された。このふきん製作に日本の技術『ガラ紡』が使われている。ガラ紡は水力を利用した、明治に開発された日本独自の紡績機。手紡ぎの風合いも残っていて、糸の太さは均一ではない。だから織物にした際に凸凹して、この凸凹が汚れを絡めとってくれる。日本の技術、すばらしい。


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アクリルタワシはやはりマイクロプラスチックの害があるようで(⇒コチラ)、使わないにこしたことはない。洗剤もタワシも使わなくてよい食事が理想だけど、そうはいかないので少しでも優しいコトを取り入れていきたい。


ちなみにガラ紡のタワシってね、かぎ針で編んでいても本当に気持ちいいの。いつかお分けできる機会があればぜひ手に取っていただきたいなあと思う。

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