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※誤消去につき再投稿※ むっくんだいすきクラブシーズン3special:東京ヴェルディvs.ファジアーノ岡山



※以前上げていた2020年10月12日の東京V対ファジアーノ岡山の現地観戦記録を誤って消去してしまったため、同じものを再度アップロードしています※おうちのひとがきをつけてね※



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ついにこの日がやってきた....

ご無沙汰しております。ようやくのむっくん生観戦行為です。やっぱり実際にスタジアムで観ないことにはどうももの足りない。カメラが映らない時―ボールがないとき―のむっくんにこそ真のむっくんismが味わえるわけで、それを90分逃さずにずっと見られることが醍醐味なのですね。スタジアムがアウェイ解禁されたということで喜び勇んで味スタに参った次第。

シーズン3や!と息巻いたものの録に試合も見られへんという体たらくだったのですが、今回はなんとかありつけましてありがたいことです。

完全に忘れてた感覚、スタジアムに着くまで歩いていくうちにじわじわ沸き上がってくる高揚感。ほぼ一年ぶりだったので新鮮に気持ち良かったです。五臓六腑に染み渡る....



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Covid19後はじめてのスタジアム観戦となったので様変わりの様子など。大きな変化としては検温ゾーンが設えられたところ、席が指定席になったこと。これくらいであとは観戦という意味では大きな変化はありませんでした。

まあ、応援という意味では声を出すことすら憚られるのでまだまだ日常には程遠かいのですが....。


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スタジアムはいつも通りに青々と出迎えてくれました。台風上陸の心配も日頃の行いのおかげか全くなくなったのが幸い。行けばここにサッカーがある。それだけのことがもう嬉しい。


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あ^~1年ぶりの生むっくん気持ちええんじゃ^~

1年ぶりにウォームアップ見たのでわかったんですが、確実にボールのコントロールうまくなってますね皆さん。鳥かごも石の上に三年。


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そうこうしていたらあっという間にキックオフ。

ヴェルディのポゼッション、岡山のカウンターという構図で前半は進みました。パウリーニョの存在感が凄まじかったですね。

東京ヴェルディといえば佐藤優平などがライン間を浮遊して捕まらないぞ手を焼いている間にサイドに振り回されてちぎられて死ぬというイメージしかなかったのですが、ここをパウリーニョがよく押さえていました。ボールをキープする余裕を奪う寄せの速さが目を引きます。他の選手の1.5倍くらい速い。

奪ったボールは主に白井さんがうまく受けていましたが、その先が繋がらず。前線二人とむっくんのポジションがスペースではなくボールをみてしまっていたので、ヴェルディの守備をかいくぐれませんでした。

具体的にはFWは二人ともDFラインの裏に抜けてかぶってしまい、むっくんは裏ではなくボールホルダーの後ろにとどまってしまうので、パスを出せない状況にある時間が長かったのですね。スタジアムではこのあたりのエリアのヴェルディとのポジショニングの差が良く見えていました。サイドでボールを受けた時のウイングが中へ入り、SBは裏をとる、またはその逆の動きもできる。そこにセントラルであったりFWも加わったりする。ヴェルディの連動にちょっと苦戦といった前半。

2トップからGKとCBを追い回し、狭くなった選択肢をパウリーニョが摘み取るという守備は機能していたのですが、奪った後にうまくボールを進められないので、徐々にヴェルディが攻撃に専念できサイドを押していくという流れになっていたと思われます。


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決定機一歩手前で我慢という展開。しかしヴェルディもアンカーを置く陣形の両脇に隙がかなりあり、戻り切れていないタイミングでそこにボールが入ると困ってしまうという様子を見せていて岡山にもチャンスがありそう。



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じっと見ていたら寒い。なんの変哲もない業務用カレーがたまらなくうまい。スタジアムで食べる飯はうまいという当たり前の事実が嬉しい。




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後半。雨が強まってけぶってきました。後半立ち上がりは攻撃のポジショニングが改善され、アンカー脇に山本君が常駐してむっくんもサイドの裏をとるシーンが増えました。これがヴェルディの守備陣の急所を突いており、岡山が押し込むことに成功。

ここの白井さんとむっくんと山本君のコンビネーションは素晴らしくうまあじで、目の前だったので存分に味わうことが出来ました。最高だった。特に赤嶺の決定機につながったむっくんのワンツーからインナーラップして白井さんのクロスに至った展開は風味絶佳。

守備の対応で後手を踏みゲットしたFKからこれもまた見事なセットプレーで先行し、その後もサイドにボールが出たらまずSBの裏を狙う飛び出しに対応するというポジション取りを優先する共通意識がしっかりしたDFラインはよどみなく、ヴェルディの攻撃を寸断します。

ここのむっくんと白井さんのマークの出し入れは喉越し爽やか。スタートからコンビを組むのはおそらく今季初めてだと思うんですが、通じ合っていましたね。攻撃も守備も麗しいコンビで目が離せませんでした。

交代で入った関戸さん、松木君とも淀みなくコンビを組み、ヴェルディのSB裏攻撃を時にはきっちり読み勝ち、時にはチョイ悪ファウルで力づくで止め、時にはFK蹴る蹴る詐欺で遅延行為をいただいて時間を殺し、時には中央を割られた大ピンチで身体を投げ出しシュートコースをゴールから逸らせ、時にはサイドの裏をとって仕掛けCKゲットをノルマ消化すると定時上がりのOLのように脇目も振らず水を飲んで帰り。

むっくん欲張りセットの後半になりました。うーんこのフルコース。最高や。



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見とれている間にあっという間にフルタイム。後半はヴェルディの守備の欠陥を突き、攻撃の狙いも摘み取る完璧な試合運びでした。これで中位の大混戦に末席ながら参入出来たところ。今年はプレーオフがない(っていうことでいいんでしたっけ…追いかけられなさ過ぎてもうルールすら怪しい…w)のでアレなのですが、有馬体制2年目の成果を測る上ではこの上ない収穫のあったゲームであったのではないでしょうか。




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何より客席を見て喜ぶ選手たちが沢山いたことが嬉しかったですね。むっくんも大喜びで良かったです。やっぱりアウェイでも客がいると選手は嬉しいものなんですね。解禁されるのであればできるだけ観に行きたいです。




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試合を振り返って余韻に浸りながら帰る時間も素晴らしい。この感覚も1年ぶりで、なんだか冷え切ったところに血が通ったような昂ぶりがありました。製作班にとっての観戦活動がようやく帰ってきたんやなと実感できました。



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最後スタジアムを振り返るときのもののあはれとかもね。また経験できるんですね。



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すわお蔵入りかと懸念された今季のユニフォームですが、着られてよかったです。このユニフォームでの思い出がこれからも増えてくれれば。そしてそれをこうして記してきた日常が戻ってくれればと思います。


次は松本かな。じゃらん見るかー。



次回に続く。