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【MDC会報】ファジアーノ岡山vs.横浜FC【テイク2】



一度完成させてアップロードした記事を誤字やらに気づいて更新したらなぜか完成させる前に一度保存していた状態でアップされていた…何を言っているか分からないと思うが俺にもわからねえ…

いやあ、夜中の3時にサッカーなんて見るもんじゃないですね。。判断力や情緒レベルの低下がそんなんできひんやん普通みたいなことになっていました。コスタリカの王国ブラジルを追いつめた奮戦に涙しアイスランドのミスマッチに対するナイーブさに怒るなどして良く眠れたのでやっと人間性が回復しました。おはようございます。

そういうわけで気を取り直してむっくんかわいいのコーナー、TAKE2です。全く同じ文や構成で書くのはちょっと恥ずかしいので一部内容に変更がありますことご了承ください。




◆試合情報


岡山 0-0横浜FC





岡山はマグ増田再びの離脱によりセントラルに復帰した塚川君がまたも最終ラインに出張。中盤には伊藤大介さんが帰ってきました。

横浜は4-2-3-1ではなく最近は3-5-2で主に回しているようです。イバとレドミのこないでJ2コンビに気づいたら嫌な場所で仕掛けてる野村。嫌な場所2号のジョンチュングンは怪我なんですかね。

両者とも最近の試合の成績は思わしくなく、昇格戦線に残るために上昇のきっかけの欲しい一戦というところでした。



◆岡山の感想


パソコンがクラッシュするは記事は変なアレになるわで割とボロボロですが、まあとにかく試合はちゃんと見たよというアリバイだけは残しておこう。というわけで岡山側の感想からです。むっくんがかわいいからこの人生はセーフ。




両者ともに3-5-2の布陣であることから、両サイドのウイング同士が孤立して1対1になる時間が長く、その裏にはひろーい自由の大陸が広がっています。というわけでウイングを抜くことが相手を突き崩す近道、というような試合になりました。むっくんの重要性。(言うまでもなく三村さんも重要性です)

そういうわけで、そこを狙うボールの進め方が試合のポイントになり、岡山の方がその形がハッキリしている時間が多くなりました。イバとレドミは2トップでプレスをかけようという気配を見せていましたが、あまり効果的ではないコース取りと運動量で、斎藤・仲間へのフィードを余裕をもって送ることが出来る形。その競り合いでDFラインを押し下げて生まれる中盤のスペースで伊藤大介が先手を取る4月の好調期によく見られた手筋を見せていました。セットプレーのキッカーとしても上田の左足だけじゃないぜ!ができるのは大きかったですね。南のファインセーブに阻まれましたが、起用の狙いは出ていたと思います。

そうやって最終ラインをけん制しつつ返す刀で2トップ+ボールサイドの中盤が最終ラインに詰め寄ることで横浜の攻撃の余裕を奪った岡山は、塚川君のストッパー起用が活きる形。両ウイングが横浜のウイングとデートして生まれる中央のスペースを上田康太—伊藤大介の斜めのラインで繋ぎ、左サイドの三村・武田・仲間のユニットに送る形が見えていました。

武田君は前線のギャップにうまく顔の出せる目と運動量がある選手で、三村・仲間が武田君の元いた場所へと入れ替わる(頂点の入れ替わり・ポジションチェンジ)ことでドリブルを発動させることが主な攻撃のルートになっていました。仲間隼斗のボールスキルとスピードはここ2ヶ月余りで完全に岡山の攻撃の柱となっています。今節も予測を上回るペネトレイト(PA侵入)を見せており、ちょっと止まらないことになっています。後述しますが横浜の選手起用はこの仲間の重要性を意識したのではないかと思わせるものでした。包囲網、あると思います。





◆横浜FCの感想



横浜に関して。これまでは4-2-3-1ないしは4-4-2であったと記憶しているのですが、ここ5試合は3-5-2が中心のようです。その心はイバとレドミが前残り出来て広大なスペースを得られるということでしょうか。ただ残念ながら良質のボールが飛んでこないので、岡山に跳ね返され孤立する時間が長くなりました。

縦にパスを出す能力が問われるアンカーに田所、前線にも顔を出す運動量の求められるインサイドハーフに渡邉が配置されているのもいささか意外でしたが、おそらく岡山対策。岡山のロングボールバトル→拾って高速攻撃に対応するためだと思われます。特に仲間隼斗に対してはストッパーの川崎と共に絶対潰すマンと化していました。古巣対戦というモチベーションにも期待していたのかもしれませんね。しっかり(?)イエローカードも貰っていました。後半イバレドミコンビの運動量が上がってカウンター対応が増えた中での仲間・斎藤潰しは非常に嫌らしかった。川崎君は広島では相次ぐケガで未完の大器だったのですが、なるほどネクスト塩谷司という触れ込みも確かだという強さを見せていました。

ただ、これがボールを持つことになると大変で、岡山のインサイド(伊藤・武田)がストッパーまでおっかけるプレスをかけてくると外すのが大変そうでした。ヨンアピンが運んだりしていましたが、あまり何かが起こせる感じでもなく。何かが起こるときはスローインからイバがパワーを見せたときくらいでした。

まあ、そのあたりは良しあしでタヴァレス監督は織り込んでいたのかもしれません。堅く進めてスコアレスで推移させて佐藤謙介が入った後半終盤からはスイッチオンだとばかりに敵陣に押し込み、一歩引いてフリーとなった佐藤から上質のボールが供給されることによって横浜はいくつかの決定機を迎えました。一森のセーブの価値、高すぎる。

イバが1対1となった場面は、岡山のチャンスをGK南がセーブしてからの流れで佐藤謙介ががら空きになってしまったことによって生まれており、もし決まっていれば致命的な戦術的なミスになるところでした。サンキューイッチ…



◆むっくんの感想


布陣のかみ合わせの妙で90分常に1対1というなかなか愉快な状態になっていました。3-4-2-1同士ならシャドウが居る分お互いスタート位置も低いのでこんなにモロな1対1にはならないものですから、かなりレアな状態だったと思います。生で見たかったですね~横浜でやる時もこうなってるでしょうか…w

そういうわけでお互いの裏を抜くことに命を懸けることになるのですが、むっくんは囮になって上田や伊藤の前進を助けたり、逆に伊藤大介さんが落ちてくる分高い位置を取って斎藤さんとワンツーしたりと多様性のあるプレイを見せてくれました。伊藤・武田と流動性を作れる選手が中盤にそろったことでサイドの崩しは複数のパターンが見られたので楽しい試合でした。

とはいえ、ゴールがなかなか取れない、セットプレーもファーからニアへの走りこんでのニアすらしという黄金パターンはブロックされてきていますので、もう少し、気持ちなのか・仕掛けなのか、まあ両方なんでしょうけれども、必要になってきそうです。

やれることが増えるということはそれだけリスクの勘定・プレーの選択に負担が増えてくるということで必ずしもいいことばかりではないのですが(ずっと同じサッカーで勝てれば苦労しないですが、それはスポーツではないので…w)、そういうときのむっくんの包容力(カバーリング)、ストレス耐性なのではないかと思うので、ちょっとM的な喜びが湧いてきています。夏、正念場、そしてむっくん。特に意味はないですが燃えますね。




よし、今週もむっくんは可愛かったな!



それでは。