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むっくんだいすきクラブ・ベストアルバム:2018-2020




※2018-2020のところはミュージックステーションみたいに読んでください



むっくんこと椋原健太選手とファジアーノ岡山の3年間の冒険が完結の運びとなりました。記念といたしまして、その軌跡(というか正しくはストーキングの記録ですね)を振り返っていきたいと思います。

結果だけ見ると不本意であると個人的には思います。(なお本人はあっけらかんとしている模様)(そこが好きなんやけどね)

ただ、言葉はサバサバしていますけれども、熱いものは確実にあった3年間であるとも確信しています。時々刻々のプレーであったり、仕草であったり。それがチームを、見る者を動かしてきました。そのエモーションはpriceless。この記事は少なくとも一人の成人男性は動かしているという実証研究でもあるわけですね。


ともかく、本当に楽しい3年間でした。


そういった日々のむっくんの中でも、えりすぐりのむっくんを抽出し1000倍のオルニチンでお届けすることで、本マガジンの一つの区切りとしたいと思います。







2018:32試合 2871分 2アシスト 15位


1.栃木SC戦(○3-0)




初期の名作と名高いのは2018年第2節の栃木戦でしょうか。運動量と攻守それぞれのプレーの正確性。「密度」ともいうべき質の高さによってマッチアップ選手を圧倒する様は驚きをもって迎えられたと記憶しています。

折しも昇格プレーオフまで進んだ「伝説的な」チームからの転換期に岡山に呼ばれたという経緯が、この3年間のむっくんの選手としての在り方を決めていたと思いますが、それに応えてくれそうな滑り出しだったかなと思います。

むっくん本人とは無関係な回顧になりますが、昔の記事を読むと文体が定まってないというかキャラがおかしいというか、ふわふわ感がやや恥ずかしいものがあります。冷静にストーキング行為なので、できるだけキュートでポップにごまかしたかったんですけどなんか逆におかしなことになってますね。

いや今もおかしなことになっていると思いますが。暖かく受容(あるいは放置)頂けたことは僥倖だったとしか言いようがない。改めて感謝の気持ちがこんこんと湧き出てきます。当宿は源泉かけ流しです。



2.レノファ山口戦(●0-1)






戦術兵器イヨンジェと上田康太の大活躍で類を見ないスタートダッシュを決めた岡山ですが、そのヨンジェの負傷で暗雲が垂れ込めはじめます。中でも初夏の山口戦は完敗でした。

しょんぼりむっくんは出来れば見たくないのですが、マッチアップする高木大輔選手とキックオフ前ルーティンが重なり、完全に相撲の土俵入りだったのが可笑しくも胸が熱くなり、印象深かった試合のひとつ。

智将霜田監督の策謀と"雑草"軍団との化学反応も鮮烈でしたし、旅行的にも湯田温泉がサイコーだったのでベストな思い出の一つになっています。その霜田監督も山口を去るのか…時の流れとは、容赦のないものよな…。




3.東京ヴェルディ戦(○1-0)






サイドの選手が好きなのは、クロスという本筋から外れたゴールへの向かい方がばっちりハマった時に異常に気持ちがいいからなんですね。あれはなんでなんでしょうか。DNAにすりこまれた太古の記憶なのでしょうか。

石器時代、人類はマンモスを隘路に嵌め横から槍で刺して仕留めたと言いますし、サイドからのクロスは人類共通の原風景、分断した世界を結ぶただ一つの共通文化なのかもしれません。

冗談はさておき、このシーズンでMDC担当者が最も「マンモスうれぴー」な得点として挙げるのがこの東京V戦のアシスト。これむっちゃ奇麗すぎひん。

仲間隼斗さんとのコンビ、好きだったなー。故郷の柏にしっかり錦を飾ってくれているようでなによりです。実質むっくんが育てた (インディーズバンド後方腕組おじさん)




2019:30試合 2024分 2アシスト 9位



1.柏レイソル戦(○1-0)






1年目のシーズンは怪我により終盤の昇格ワンチャン戦線を無念の離脱。チームも低迷し、監督交代。試合数が多くなるためかベテランにさしかかる宿命か。コンディション管理は悩みになっていったようです。有馬新監督が求めるプレーはこれまでとガラリと変わったので果たして出遅れてしまったむっくんはどうなるじゃろかと結構な心配がありました。

そんな中での復帰間もない柏レイソル戦のパフォーマンスが素晴らしく、懸念を払拭する活躍。昇格筆頭候補であり実際暴力的な勝ち星でJ1へと消えていった柏レイソルもこのころはまだ試行錯誤の時期。そういった幸運もあったかと思いますが、攻撃のキーマンの一人である瀬川祐輔を抑え試合を膠着させることに成功していました。

完全にJ1でも指折りですありがとうございますという柏レイソルの陣容に負けてないパフォーマンスを見せたインパクトが大きく、むっくんのベストな試合の一つとして思い出に残っています。

後半AT、襲い掛かるミドルシュートの嵐を身を挺して止めたシーンはゴール裏から目の前で見ていたのもあって今でも鮮明に思い出し、胸が熱くなります。書いてて今ちょっと泣きそうだもんな。




2.愛媛FC戦(○1-0)






有馬新体制の成果の一つに以前はボコボコにされていたポゼッション型のチームと五分の持久戦に持って行けたことが挙げられます。愛媛FCとの試合はその代表格というイメージ。そしてこの試合で光ったのが、低い位置でボールの流れをコントロールしたむっくんだったのですね。

SBが司令塔的に振る舞うというスタイルは岡山には新しいものでしたし、むっくんにも新しいものだったと思います。この試合で見られた新境地、その完成度が高まっていってほしかったのですが、残念ながら完成を見ることなく契約が終わってしまいました。

もちろん要因はチームの構想や構成、むっくん個人、外部の要因と様々であり、単純に言えるわけもないと思われるのですが、そのことが心残りでなりません。




3.Vファーレン長崎戦(○3-2)






2019年のキラーチューンはこれで決まり。こんなばっちりハマった攻撃今まであった?やばくね?

語彙なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。

この2点目のゴールは最終ラインの展開からして空前絶後・完全無欠のスーパーゴールだったので、公式ゴール映像の30秒は前から残しておいてほしかった。DAZN君は至急試合映像を復活させるように。
(なお畑に身長マッチアップバグをしかけられてボコボコになった試合終盤は無いものとする)




4.ヴァンフォーレ甲府戦(○2-1)






3年間全部で見たときにむっくんのベストパフォーマンスを挙げるとすればこれ。試合の意味合いといい、内容といい、最高でした。

クラブ史上初のリーグ4連勝がかかっていた甲府戦。甲府の素晴らしい前線守備と精度の高いラインブレイク攻撃に難しい試合を強いられます。その流れを変えたのはむっくんと仲間隼斗のコンビネーションでした。

むっくんは左に右にとポジションを変えながら地道に仲間隼斗アタックをサポートする役割を遂行し、劇的な逆転勝利を演出。個人としてもチームとしても一つの到達点を見た試合に思えます。

苦難から歓喜へ、というシナリオは古今東西人類のエモエモをエモしてきました。この試合のむっくんのエモはもうエモのエモで”運命”とか”第九”のやつでしたね。



余談ですが、「第九」の醍醐味はそれまで積み上げてきた音楽(1~3楽章、そしてそれのみならず今までのあらゆる音楽ともとれる)を否定する声(「おお友よ!この調べではない!」)からあの素晴らしい”歓喜の歌”が始まるところなんですね。なんだか示唆的な気がします。



続く柏レイソル戦が昇格争いへの試金石となったのですが、研究の差か越えた修羅場の数の差か、立ち上がり早々にセットプレーでむっくんのところから2発を浴び3連敗失速。

今を思えばこれは2019シーズンの分かれ目だっただけでなく、むっくんの分かれ目でもあり、ファジアーノ岡山そのものの分かれ目でもあったかもしれません。




ボーナストラック:川崎フロンターレ戦(天皇杯3回戦:●1-2)





むっくんは出なかったけどこれはすごかった。もしもファジアーノ岡山とは、と疑問に思うことがあるのなら、これを見ればいいのだと思う。なんらかの大いなるものが満ちていました。「歴史」を目撃するってこういうことなのかな。




5.ツエーゲン金沢戦(△1-1)





天皇杯でエポックとなるゲームができたものの、リーグの方は勝ったり負けたりお祭り騒ぎでなかなか波に乗れず、SB事情もFC琉球から増谷が加入し風雲急を告げることとなりました。敵陣でどれだけボールにかかわれるかという部分が重く評価されることになり、むっくんはリリーフ転向が基本になっていきます。

それでも変わらず全力投球を続け、5つのセーブを記録。2019シーズンもまたまた続出する負傷禍にあえぐチームを支えていきます。この試合はまーCBがいない。いないいないばあっ!ってだれか出てきてほしい、と思ったらむっくんが出てくるという驚きの展開になりました。乳児以来いないいないばあ食らったわ。

持ち前のガッツで186cmや193cmにアタックして曲がりなりにも守備の連動タイミングがかみ合い、めちゃめちゃ危なっかしかったのですが守備は安定するという不可思議な現場に立ち合うことになりました。CBとしてのむっくん、ちょっとした絶叫マシンよりスリルがありすぎて短い出場時間ながら観戦後はどっと疲れました。

できればサイドを駆け回るむっくんが見たいのだけど、置かれた場所で咲くむっくんもまた味わいがあった。金沢も最高。もう3泊4日くらいしたかったのでまた行きたいです。温泉に泊まってカニとか食べたい。




2020:36試合 2472分 1アシスト 17位



1.ジュビロ磐田戦(△1-1)






2020シーズンは新型コロナウイルスの流行によるリーグ開催中止という未曽有の事態でスタートしました。日々の生活すら危ぶまれる情勢、かろうじて試合開催だけは許された安堵、しかし、がらんどうのスタジアムは思った以上の寂寥感と違和感がありました。

それでもチームは戦うわけで、その上、緊急事態の中でも大会を成立させるため超過密日程を覚悟するという状況になりました。単なる体力・戦力リソース以上に難しいものがあったと思います。

ファンにとっては念願の再開。むっくんは開始早々パーフェクトカウンターをアシストして1年目以上の成果を期待させられる出だしでした。上門とのコンビには夢をみましたね...(夢に終わった…)

フベロ監督の巧みな采配によって後半の内容がしっちゃかめっちゃかになってしまったのですが、この時はやっとまたサッカーが見れるんだと、ただただ嬉しかった憶えがあります。




2.愛媛FC戦(○1-0)






今期の岡山はポゼッション型への本格的転換を予期させる補強を行い、琉球から攻撃的なSBの徳元とトップ下型SHの上門、水戸から万能CHの白井が来てくれました。彼らの持ち味がうまく出て、むっくんも活躍した試合として愛媛戦を挙げておきたいと思います。個人的には長沼洋一とのマッチアップは丁々発止、非常に盛り上がりました。

まだまだ粗削りだけど、ここからどのように調和していくのかなという楽しみがあったのですが、この連携は最後まで深まらなかったですね………。




3.東京V戦(○1-0)




無観客試合にミッドウィーク開催連発と現地アウェイ観戦を何よりの楽しみにしている私としては非常につらいシーズンで....。私生活もまあなんやかんやあったので申し訳ないことに集中して観戦する機会が大幅に減ってしまいました。

応援でアガる雰囲気が何より大好きなところでしたし、むっくんはボールを持ってない時とか試合の合間とか、カメラのないところで渋く輝くスタジアムで見てナンボの選手なんで…それが長く味わえなかったのは本当につらかったです。

ようやくの解禁は10月。味スタでのヴェルディ戦でした。J2は新進気鋭のアタッカーとバンバンマッチアップできるので本当に楽しいリーグです。この試合のむっくんも貫禄のデュエルを見せましたし、なにより白井さんとのサイドのコンビネーションが攻守ともに甘美すぎた。白井さんは3人いるという風評が事実であることが確かめられました。

現地観戦解禁一発目でこんなにおいしい思いができるとは望外でした。選手も観客がいてすごく喜んでいたのが印象的。そんなに喜ばれちゃうとやっぱ現地行きたくなっちゃいますよね。




4.ヴァンフォーレ甲府戦(〇2-0)





試合内容もぱっとせぬまま、負傷が重なり連携もままならずズルズルと低空飛行を続ける岡山。まるで糸が切れたような失点を繰り返してしまいます。特にホームスタジアムの改装によりアウェイ連戦となった最終盤は酷い有様でした。

そんな中公表されるむっくん契約満了の報。

あまりにショックすぎて「月見れば ちぢにものこそ かなしけれ」って一句詠んでしまったな。

このまま終わってしまうのはあまりにも悲しすぎる。労多くして功少なし。そんな結末にはなってほしくないと祈るような気持ちで迎えた最終節。寒風吹きすさぶ中銀スタジアムで筆者が目にしたものとは…





3年間を振り返って






むっくんが在籍した3年間は、ファジアーノ岡山の過渡期だったかと思います。前任の長澤監督のもとでは、自力での突破も求められる3バックのウイングバックで、初挑戦だったようでしたが一定の力を出すことはできていました。コンディションの整った時のタイマンの強さはチームに安心感を与えてくれていたのではないかと思います。

ただ、成績は残念ながら伴わず。有馬新監督のもと、リカルド・ロドリゲス監督の徳島ヴォルティスやロティーナ監督の東京ヴェルディが先鞭をつけ、J2の大小さまざまなクラブが追随しているサッカーの流れに、岡山も乗ろうとしているのだと、思われます。

むっくんの選手としてのタイプは猛将であり、甘寧一番乗りみたいなことをする人なので、諸葛亮めいて相手守備網の穴を出し抜くみたいなキャラはちょっと難しそうでした。だから補強があり、刷新があるのだと思います。それ自体は致し方ない。

それでもボールを失わない丁寧なコントロールや、裏にうまく抜けた選手にピタリとつなげるスルーパスといった攻撃面での仕事でもいくつかチームに貢献していましたし(ヨンジェに出すスルーパスがめっちゃ好き)、3人・4人のコンビネーションでスマートに抜け出すという攻め筋も見せてくれました。最後のシーズンにはハーフスペースで出し入れをしてPA内でフリーになるという芸当まで。そういうの出来るんかと驚きました。ベテランに差し掛かる年代ですが、まだまだ成長できるんだと実感させられました。

惜しむらくはクロスやフィニッシュがほぼほぼ急所を捉えなかったことで、それが成績にもダイレクトに響いてしまいましたね。今季の立ち上がりでいけそうな気がしましたし、最終節でも今度こそゴールではというチャンスを見せていたのですが…。序盤のどこかで決めていればチームとその未来も変われたかもしれません。つくづく惜しい…。


まあでも全力投球の結果なのでね。称えたいです。


岡山の今季は何がまずかったのか。おそらく外的内的要因がいくつも重なっていると思います。試合を開催することでいっぱいいっぱいのシーズンでしたでしょうから、オフも短くて大変でしょうけども一つ一つ精査することがまず必要でしょう。

外からぱっと見でも気になるところはけが人の多さ。3年連続3回目で怪我人でベストメンバーが組めないことになっているのは流石に何かがありそう。特に今季はビルドアップの出口として期待され、補強にコンバートと一番熱心にテコ入れをしていたSBが全然揃わなくて…w これは最も大きな誤算であったことでしょう。

これまではむっくんも離脱してたんですけど、今季は大きな離脱もなくチームを支え切りました。そこは一番素晴らしかったことだと思っています。36試合に出場し、ベンチ外になったのは14節のみ。岡山では最も多くチームに帯同できた1年でした。(football lab 椋原健太選手ページ調べ)
最後の2か月くらいはヘロヘロで、目を覆いたくなるようなエラーが起きてしまったりもあったのですが、最終節まで魂を込めたプレーを見せてくれました。本人も「やりきった~」って感じだったみたいですね。おじさんも感極まっちゃったヨ


さて、日程の条件はどのチームも等しいのですが、選手も大変でしたでしょうし、スタッフのほうも大変だったのかと思います。試合によって戦術的な遂行力が安定しなかったのはもちろん選手層やコンディション管理の困難もあるとは思いますが、そもそもの分析・構想面での粗と考えられる不可思議な齟齬も見られました。不足なのは、なにも選手だけの話でもないでしょう。

特にSHとCFのところでオーガナイズのなさが目立っていました。ここの4人の連携がまずいので余計に走らなければならず、カウンターの大穴が空いてしまう=バランスが崩れてしまう。そんな状況が多かったですね。ここは個人の技術とかそういった次元ではなかったと思います。

それらが複合され、積もったり拗れたりして疑心となり、基本の基本となる個人技術や状況判断までもがバラバラになってしまい、隣の味方すら見れないという悪循環につながってしまったのだと思われます。

最終節にしてようやく斎藤さんをはじめとして鬼気迫るほどの積極性を見せてくれ、快勝という結果でシーズンを締めくくれました。所々の拗れていた部分をある程度やり直せたと思います。ここが最低ラインだと出来るよう心身・戦力・体制を整えてもらいたいところです。



未来へ…


来期以降どのように整理・再構築していくのか。残念ながらむっくんはそれに関わることができません。目指していたチームの完成形を見ることができないのは非常に残念です。名状しがたい虚脱感があります。

それでも、むっくんの一挙手一投足にワイキャイしつつ岡山というクラブの冒険を一緒に味わえた時間はとても幸せなものでした。楽しかったです。

これからはむっくんが熱烈に指導してきた若手各位に託せると嬉しい。最後の下口の躍動っぷりにその予感が見られたことはなんだかドラマティックすぎて。自分の中でなんか、成仏しました。きゅん松木にも期待しています。


がんばれよ。


Con te partirò.
Su navi per mari 
Che, io lo so 
No, no, non esistono più
あなたと一緒に旅立とう
船に乗り、海を越え
そう、私には分かっている
もうすでに存在しないと


またどこかでお会いしましょう。

むっくんの往くところ、生命の雄たけびあり。

ありがとうございました。



追記(20210101)


新年あけましておめでとうございます。大晦日の夕食時とかいう非人道的な時間帯に投下されてきたので書かねばなるまい。





最後の甲府戦の、燃やし尽くすようなパフォーマンス。そしてそのあとのインタビューの奇妙なほど清々しい内容。もしかするとあるんかなとは思ってたのですが、てっきり年明けまで休んでから判断するものだと思ってたので完全に不意を突かれてしまった。

おかげで現実味がまだないので、多分開幕するくらいに実感を伴って一回死ぬと思うんですが、とりいそぎ現時点の言葉を。整理出来たらまた考えますがまあしっちゃかめっちゃかな気持ちのまま書き記すのも一興ということにしよう。

椋原健太選手。お疲れさまでした。あなたのキュートな仕草に、熱いハートに、全身全霊の体現に、これほど多くの人が心を動かされ想いを寄せていることに改めて驚きました。その最後の3年間と少しを応援できたことを誇りに思います。いい夢を見ました。ありがとう。


来年も誰かに21番を背負ってほしいね。加地亮さんの物語を椋原健太さんが背負い、そしてここに完成を見たわけですか。なかなかコクのある背番号になったのではないでしょうか。次の物語が始まると嬉しいな。


そこには新たな生命の雄たけびがあるのだから。


それでは。