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【ビール祭り】サンフレッチェ広島vs.コンサドーレ札幌:"主よ、人の望みの喜びよ"

こんにちは。久しぶりの広島駅です。すっかり綺麗になっちゃってマア…(ふだんは新幹線帰郷で駅舎を外から見ないのでまあ驚きました)

なんだこの都会のような建物。

8月あたりからなんとかかんとか残留に向けマインドと戦術をセットができてきたサンフレッチェ広島。監督交代時には手遅れではないかと思われましたが、直接対決ラッシュを生き残りなんとか残留争いの資格を得ることに成功しました。 

3月の札幌ドームの試合を見てしまった身からするとこの時点まで降格が確定していない時点で諸手を挙げての偉業ですし、2017年のサンフレッチェ広島にとっては身に余る立場まで引き上げてくれた仕事をしているので、称えるためにやってまいりました。ヤン監督、ありがとうございます。

そういうわけで今更ながらの今季初エディスタになりましたが、スタジアムに入るまでの工夫が増えており良かったです。まずはシャトルバスの発着を兼ねたぽっかりスペースにサンチェさんのふわふわドームとビールスタンド重富さんが出店しており、出迎えのインパクトがありました。

広島の著名ビールスポットのエディオンスタジアム出店はシーズン当初から耳にしていましたが、スタジアムまでの遠い階段の中間点という立地は見事…

普通のビールのはずなのですが、注ぎ方によって魔法のように味が変わります。目の前で注いでくださっているのですが、魔法にしか見えません…こちらは二杯目に適したすこしマイルドな”二度注ぎ”(キリッとした"一度注ぎ"はあまりの喉越しの良さに一瞬で飲み干してしまった)

これはbeerを越えたbeerや…

スタジアムへの階段も幟以外にもパネルを飾っており、ナビスコカップ決勝のような昂奮が得られました(アルコールのせいかもしれない)

今ではもう見られない蛍光テカテカおパンツ…

このあたりが自分から観戦しはじめたころとかぶるのでとても懐かしみがありました

さらば、遠い日…

この番組は鞆の浦コロッケの提供でお送りしています。味噌が効いててちょーうまい。

到着がキックオフ直前になってしまい焦っていたので撮ってなかったですが、スタジアムグルメのエリアも整理され食事のスペースが広くなっていました。出し物ステージはやはり入り口から見えた方が目を引きますね。

エディオンスタジアムバックスタンドのこのアンダーグラウンド感はすきです。実家のような安心感。

ご本尊。外国籍枠が憎い…

あとで今季最多動員とわかりましたが、かなり人が入っていました。この試合に残留が懸かっていたので当然かというところ。

絶好の観戦日和。札幌側も大一番ということで遠路をものともせずかなりの数がいらしていました。

ビッグユニフォームを展開する気の入れよう。

試合も下位らしいもたつきがあるもののそれ以上に相手の好きにやらせはしないという熱意と知性のぶつかり合いを感じさせ、好勝負となりました。

サイクルの転換によるリーダーシップタイプの不適性を放置し続けてしまった前半戦から見れば本当に別のチームようで、よくぞここまで来たなという気持ちです。

詳しくは映像をみないと正確なことは言えませんが、稲垣と青山のコンビはボールの落ち着いた状態であれば札幌を上回りましたし(カウンター時は攻守とも青山が機能せずというところは変えられず追い付かれてしまいましたが…)、フェリペシウバとパトリック、柏好文の連動(ロペスが絡むかどうかはシェフの気まぐれサラダ)も板についてきています。

稲垣の期待値通りの働きをようやく引き出せたことと森崎和の交代投入定着によって長らく懸念であった青山と和のコンビでは60分ももたない問題が解決90分闘う地力がついてきました。












番組の途中ですが火照った身体を鎮めるみずみずしいピオーネスムージーです。

引き分けは正直残留の可能性を大いに下げる結果となりましたが、札幌のロングボールとチャナティップ中心の攻撃を押さえて自分たちの攻撃の機会を増やす駆け引きが緩まなかったことは大いに評価したい試合でした。やっと、やっと互角に駆け引きができるチームになった、、、個人的には残留を争うことが出来る喜びに満ちていました…。人並みに、試合の駆け引きが楽しめるようになった喜び…。

あとはリザーブで燻り続ける工藤と皆川、森島や茶島、怪我から復帰する佐々木翔や宮吉、ミキッチといった戦力も組み込めれば…徐々に繋ぎや守備対応に改善が見られているので上位との対戦でも通用させてくれればと願っています。






試合後もおビール。せとうちレモンのたっぷり入ったビアカクテルをいただき爽やかに緊迫した残留争いの余韻に浸りました。緊迫させることのできるチームになっていて本当に良かった…。

他力本願寺の毎日のお勤めもむなしく甲府が化けてしまったことで残留はかなり厳しい情勢になってきましたが、このタイミングで戦えるチームとなって残留を争える喜びを励みとして見ていきたいと思います。相手を見定めてよくチャレンジしたゲームでした。

もしこの改善が残留に間に合わなくても恥ずべきことにはならないでしょう。近年まれにみる失敗から立ち上がりやり直せているのですから。それだけのものを見ることが出来たと自負しています。









それでは。