むっくん

【むっくんだいすきクラブ】徳島ヴォルティスvs.ファジアーノ岡山(J2第1節)



今回はJ2開幕戦の徳島と岡山の試合から。むっくんかわいいよむっくん。


◆試合情報


メンバー




交代 
岡山:63分 チェ・ジョンウォン→斎藤、75分 赤嶺→仲間、90+2分 伊藤→末吉
徳島:HT キム・ジョンピル→井筒、75分 内田→藤原


レポート

Jリーグ公式HPより

開幕戦で勝利し、勢いよくスタートを切りたいホームの徳島。だが、ふたを開けてみれば序盤から劣勢を強いられる。岡山の前向きのプレッシャーを受け、ビルドアップでは要の大﨑 玲央と岩尾 憲がマンツーマンに近い形でマークを受ける。ほかのポジションから打開を試みるも、パスミスやトラップミスが重なり流れを引き寄せられない。
一方の岡山は赤嶺 真吾が存在感を示す。起点となり、パスセンスも光る。アタッキングサードでの攻防が増え始めると、セットプレーから27分に得点が生まれる。岡山は徳島のゾーンディフェンスが及ばないスペースをうまく作り出すことに成功し、塚川 孝輝が飛び込んでゴールへ流し込んだ。その後も岡山ペースは続き、前半終了間際にはイ ヨンジェが前線からのプレスでボールを奪取。赤嶺に絶妙なスルーパスが通り、理想どおりのループシュートが放物線を描く。しかし、ここは惜しくもポストに阻まれ、追加点を奪えずに前半終了。
徳島は打開策として、井筒 陸也を後半スタートから投入。また、フォーメーションを3バックから4バックに変更。すると流れが一変。後半は徳島のボール保持率が高まり、岡山を押し込みながら相手陣地でのプレー時間を増やしていく。さらに勢いを加速させるべく、75分に2種登録の藤原 志龍を投入。17歳、Jリーグ初出場と思えない堂々としたプレーで果敢にドリブルで仕掛ける。だが、チーム全体であと一歩のところまで迫りながらもゴールネットは揺らせず、前半試合を優位に進めた岡山に軍配が上がった。


ハイライト





◆topics


変化と継続の明と暗

岡山も徳島も2017シーズンは思っていたようなシーズンにはならず、戦力もだいぶ入れ替わって(望んだ入れ替えでないものもあるでしょうが)捲土重来を期す、そういう2018シーズンなのではないかと思います。

戦力面での入れ替えが功を奏したのは岡山の方だったでしょう。センターラインがパワーアップしていました。古巣に復帰したCH上田とCB後藤はもちろんのこと、特筆すべきはCFに入ったイ・ヨンジェでしょう。

昨季のブレーキ要因はざっと挙げると「赤嶺の負担の大きさ」「一人一殺か人海戦術の両極端」にあると思うのですが、裏抜けのスピードがあり相手DFとのぶつかり合いを厭わないイ・ヨンジェの存在が前者の課題を解決しうることを示していました。守備も強烈で、自ら奪ったボールから決定機を演出したインパクトは岡山サポーターの心を掴むには十分でした。交代の声援デカすぎてホームかと思った。ポストプレーや守備の指示をしたりする赤嶺のピッチ内指揮官な役割を鑑みてイ・ヨンジェや後半に投入された斎藤和樹といった独りでDFと勝負できる選手が補強されたのでしょうね。うまくハマっていると思います。

とはいえ、徳島のスタートの形に被せるマンマークが徳島の陣形の変化によってはがされた後、後者の課題が顔を出してしまいました。迎撃に優れたCBで固め(両ストッパーは新卒ですが非常にアグレッシブに潰し屋稼業を営んでいてこれはこれで非常に楽しみだと評価出来ますが)リスクをかけて攻める相手の後背をつける交代カード(斎藤と仲間…の予定だったのでしょうね…w)がいるので、昨年ほどの八方ふさがり感はないとは思いますが、プレーオフの改定で昇格条件がますます厳しくなった中どのようなシナリオを描いていくでしょう。

徳島の方は主力が抜けていき、前線の核の一人だった山崎も体調がすぐれないということでやり直しの面が色濃い内容でした。それでも前半途中から岡山の守備をはがす形に修正して試合をひっくり返す地力を見せていましたし、岐阜から鳴り物入りで加入したシシーニョ、徳島ユース所属中の藤原志龍と途切れることなくタレントが出てきています。

「若い選手を鍛えて売り込んでいくことでプレゼンスを高めていく」という確固とした方針それを実現できる指導者がいるのでまた質の高いサッカーでJ2を賑わせるチームになることとは思いますが、完全ゾーンにしたところ何度も裏をかかれてしまったセットプレーの守備、前線と最終ラインのパワー不足といった課題をどう乗り越えていくかという問題に付き合うことになりそうです。




あのな…… わしの おきにいりの むっくんがな…… …… …… でな…… が…… …… …… かわいくてな…… たまらん…… くう…… …… さらに…… もう…… すごすぎ…… …… で…… …… そう おもうか…… どうして…… …… すき…… …… はー! …… …… だきしめて…… ねるときも…… …… じゃろ…… …… …… …… すばらし……! …… うつくし…… …… …… ありゃ! もう こんな じかんか! ちょっと しゃべり すぎたわい


さて、当記事の本題(今更)なのですが…


むっくんかわいいよむっくん。たまらん。


ということです。はい。




昨年の夏に颯爽と現れ、可愛らしい見た目とは裏腹の二枚目発言と泥臭くいぶし銀なプレーぶりでの有言実行、そして映画のようなキメ台詞を残して風のように去っていった椋原健太選手ことむっくん。4バックやるならむっくんの慰留が最大の補強やと思っていたら岡山に移籍してしまい、広島の街は三日三晩涙に暮れ太田川が危険水域に達したとの逸話が残っていますが(残っていません)、ファジアーノ岡山では初経験のウイングバックでの出場となりました。

今年の岡山のウイングバックは預けどころが増えてより高い位置を取れそうです。ウイングバック初体験早々わりとDA・I・TANな攻撃をかましていたりしており老成されたいぶし銀スタイルとバランスよく同居していたように思います。

前から一人一殺する岡山の守備のリズムにも早くも適応していました。劣勢時の対応もお手の物(だいたいサンフレッチェ広島のせい)でした…阿部君がはっきりと潰しに行ってくれるのでカバーもやりやすそうではありましたが、5バックでも変わらず安心して見られ良かったです。

見た目に反したファイターなスタイルがTO・KI・ME・KIポイントですが、しっかりロングスローの飛距離が足りなかったりボールが来なかったらふくれたりしてちゃんとツボを押さえてくるのが堂に入った愛されモテかわ力を感じます。悪魔が現世に来たやつかよ。結構な苦労人のはずなんですが。

というわけで、初戦を拝見した感想としては、選択肢を増やすポジショニングの良さ、判断の的確さといったむっくんの良さもうまく出せそうでした。昨年のおいかけメント行為によってクラブの物語に触れたという要素も加わったので今年のファジアーノ岡山も楽しく観戦していければと思います。


ありゃ!もうこんなじかんか!ちょっとしゃべりすぎたわい


では。