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【パクさんをおいかけてしまった】vs.FC岐阜:"画竜点睛"【真の121試合目】






おぼんだよ!パクさんおいかけウィークということでやってまいりました長良川競技場




…でしたがこの土砂降り。西京極かよ!




雨中のスタグル行脚となってしまいました。発動機が雨に浸かって故障してしまった不運なお店もあったとか…合掌




ウォーミングアップのころには止んでくれて助かりました。メインスタンド遠景。





長良川競技場は上層に屋根があり、今節のような(笑)よっぽどの暴風雨でない限りは快適な観戦ができます。本日は暴風雨だったので岡山のファンが上層にかたまっており、Cスタのような雰囲気。それ以外のブロックはもちろん岐阜のファンなのでリアクションが好対照でおもしろかったです。





調達になかなか難儀したので簡単にソーセージで。なんか大会で賞を獲ったという滋味の深いお肉でした。ビールに合いすぎる。



中日新聞サンクスデーということで(?)和太鼓での入場。



試合に関して。前半早々の岐阜のワントップ、クリスチャンの負傷交代によりプランが変わったと思われる岐阜はなかなかボールの回しどころが掴めず。岡山の積極的な守備に後手を踏みました。

そこできっちりと先制出来た岡山は立て続けのチャンスを作りますが、岐阜は徐々に後退で入った中島をゼロトップとして中盤のトライアングルとの入れ替わりでボールを握り始めるとペースは岐阜に移っていきました。

それでも岡山はSBとウイングに対してスライドさせて前に出て対応するという形で対抗できており、一進一退の展開に。両GKにスーパーセーブが連発しスリリングな試合になっていきました


後半になると岐阜はウイングが張ることをやめてSBに張らせる形にしたことで岡山の5バック化を誘い、中央での優位によるサイドチェンジぶんまわしボディブロー作戦に移行します。庄司、風間、シシーニョがまあ捕まらず、サイドチェンジもうまかったので岡山としては、豊川、渡邉、関戸、塚川のスプリント四天王をもってしてもどうしようもない状況になってしまいました。

そこでキムジョンミンを投入して一挙にロングボールで形勢を変えたいという形としましたが、残念ながら彼自身のコンディションも悪く1対1の空中戦は完敗で、また戦術的にも、プレスのかけなおしやこぼれだまに必要な反射神経、スプリントも全くなかったので、岡山としては単純に一人選手が減ってしまったというような状況になってしまいました。

徳島でのプレーぶりを(大﨑淳矢さん見守り運動として)見ていた印象ですと、キム・ジョンミンはストライドを活かした飛び出しに強みがあるタイプで、ポストプレーはあんまりできなかったような気がします。豊川と組む時と同じようなイメージの方がいいかもしれません、が、そうはいってられないほど岐阜には押し込まれていたので、この辺は後ろのカウンターの際の攻撃の組み立てとの兼ね合いでしょうか。

とはいえ、岐阜もつかれており、岡山もパクさんのインターセプトから3度ほど決定機になりそうなチャンスが生まれました。そのうち一度は久木田の決定機に繋がったのですが、残念ながら判断やトラップや持ち上がり時のミスで追加点とはなりませんでした。

引きこもらざるをえないのは541という並びの上では致し方ないですし、守備自体のほころびはそんなに起こっておらず、やり方を変える必要はないと思います。特にフリーで持った局面でのディテール、偶然の要素を無くすような判断の枠組みが作れれば良いですね…


厳しい試合でしたが、とても含蓄が多く、面白かったです。パクさんもゴール以外ではいまひとつであったので、もう一皮剥けられると上に抜け出られそうでした。伸びしろ



では。