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誰かの思い出に残ってるならそれは立派な証でしょ

素敵なフレーズが湧いたよ
それはまるで
森の深くの陽かり差す草原のように
それはまるで
波紋を拡げて音もなく呟いた泡沫のように

キラキラと輝いて切なく
見る者によっては角度を変えてセピアに
与える者の視点からは淡い淡い群青に

私にはこの言葉を
伝えたい人なんていなかった訳だけど

私にはこの思いを
伝えたい人がいなくなった訳だけど

やっぱりどこかで
私の生きた証を残したいなって思うよね
思い出に残りたいって思うよね

この世界の端っこにでもいいから
1つの足跡だけでも残したいって思うよね

最後まで何も持ってないけれど
今となっては残り物もないけれど
呟くのは誰にも迷惑じゃないはずさ

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