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アクセサリーに魂の輝きが宿るように。


ごあいさつ

どうもこんばんは🌟邪念(37)です!
みなさんは、死亡フラグを立てないためには、なにが1番重要だと思いますか?

ギャーギャー騒がない。いいですね。イチャイチヤしない。いいですいいです。そういうことですよ。俺は帰るとか言わない。うん、それもありますね。
でも消去法だともったいないかもですよ。私の答えは、『意味のあるキャラで居続けること』、です。

ズボラでやる気がなさすぎる私でも着けられる、お気に入りのアクセサリー

これなんですけど。ヘッダーでもつけている、シルバーメッキのネックレスです。

じつはメンズのもの

ネックレスは、泊まりとかでなければ基本つけ外ししなくていいし、イヤリングのように知らないうちになくしてたりもしないので、安心して遠出のときなどもつけられた。

デザインも癖がなく、気づいたらこればっかりつけている。

上の記事のデニム買った日に、別の古着屋さんで買ったもの。2500円くらい。
え? 1年経つの……?
ネックレスを常用できたことが今までなかったから、不思議な気持ち。これはいま、週末稼働率がほぼ100%なんです。

好きなものを探して、やっと見つけた日

これを買った日、私はいまいち自信がなかった。
『こういうのが好きだなぁ』『……使うかな?』と、半信半疑だった。

最初は、Tシャツデニムとかカジュアルなときだけつけていた気がする。いつからか、休日とりあえず毎回手に取るくらいの頻度になった。

これに限らず、好きなものを選べたんだなというアイテムが少しずつ増えていくたびに、嬉しくなった。
40cmくらいのひと粒ダイヤのネックレスや、チョーカーみたいなネックレスや、パールを使ったものなど、今までなんにもピンとこなかったけど、私でも、無いと寂しく思うようなアクセサリーが、探せばあるんだ。

無くても暑かったり寒かったりしないけど、アクセサリーの価値について、自分で選んで、しばらく使って、やっとじんわりわかってきたところだ。

私は『ダサい』に耐えられる

ジュエリーを検索してて思ったことなんですけれど、カルティエのトリニティも、ティファニーのTリングも、ブルガリのゼロワンも、ぜんぶ『◯◯(商品名) ダサい』が予測変換で出てくる。

どういった層が、こうしたマイナスイメージをワールドワイドウェッブにぶつけているのか。我々には知るよしもありません。ここからは、私の持論なので、話半分に聞き流してください。

アクセサリーも服も、『あれを着けてるな』と、ものが目立つこと・意図が目立つことが、おそらくダサいと感じられやすいのかなと思う。ハイブランドは、それが特定しやすいというリスクはあります。

ファッションがもしダサいと死ぬ世界線なら、特徴的な装備は削ぐかもしれません。

でもファッションは生命を賭けてるわけでもなく、実際に装備としてHPやMPを底上げしてくれるわけでもないんですよね。なのでファッションでの勝ち負けは本来ナンセンスだけども、有無を言わさないことこそファッションの勝利だと私は考えています。その説得力は本人そのものを含めたテーマ性・世界観の統一からなるもの。そこが達成できれば、ものが高かろうと安かろうと、有名だろうとそうでなかろうと、気に負うことはない。ファッションにおいて本当の意味で自由になれると思う。
だから私は、ファッションで自分のスタイルを見つけたいのだなぁ……。強くなりたいから。

体力もなく、自分勝手な私だけど、まちがゾンビだらけになったり、災害でめちゃくちゃになったとき、どうせ自分も死ぬような状態とかだったら誰か助けて死にたい。そう言ったら、夫が『最後まで諦めないで、自分が生きるんだよ』と言ったんです。

何か有事の際にはありもの全て捨ててもいいけれど、唯一希望だけは捨てないほうがいいね。
自分が自分を信じられる要素を、人生のなかでちょっとずつ集めていく。

私のなかで、価値あるジュエリーを買いたいと思った気持ちと経緯は、たぶん文章にするとこうなのだ。
若いときは色々なことに絶望して人生こんなとこどまりか……などと思った。
でも今、大切な家族がいて、仕事も続けてもいいな頑張っていきたいなと思えて、こんなに自分のことが誇らしくなったのだ。いい意味で、なんの根拠もなく。

だからもし今から私がリングなり、何十万か出して買うとして、自分にとっては、そのアクセサリーを自分がつける価値があると思えたことにも大きな意味があるのだなと思う。ジュエリーなんて買えないと長いこと思っていたし、昔は実際買えなかったし、最近まで、買えないと思いこんでいたから。
当然、身につけることで得られる喜びや輝きもあるけれど、本当の輝きはルーメンでは測れない。ほんとうに魂とアクセサリーが同じ波長で輝いたときに、それを自分で感じることができたとき、他人からの評価は塵になって消えると思う。だから私は誰がどのブランドをダサいと言っても耐えられる。

いまも扉の向こうにゾンビがわらわらしてるけど、私は死なないよ。まだ諦めていないし、今から、テレビ見ながら寝ちゃった夫を起こすから。

(邪念 2075文字)


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