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人間ドック受診記

先日、1年半ぶりに人間ドックを受けた。
私の勤務先では、30歳を超えると年一回、誕生月に人間ドックを受けさせてくれる。妊娠中は病院のルールで受けられず、出産後も余裕なかったし、そもそも授乳中だと正しくみてもらえないというし。
ということで受けていなかったのだが、3ヶ月ほど前に断乳をしたので、いざ!!
会社に確認したら、育休中でも受けて良い(受けていなかった今年の分扱いにしてくれる)とのこと。
サラリーマンって所詮コマよね、とか文句言ったりすることもあるけど(そもそも文句あるなら雇われなければ良いという話なんだけどさ)、こういうときに、組織に属してるって有難いと思いますよね、はい。

これまでは誕生月近辺で受けていたので、冬生まれの私は気づいていなかったけど、夏の人間ドックって命懸けだわね、これ。朝食べず、水分摂らずに来てください、としれっというけれど、あなた!もしこれ猛暑のときなら熱中症なるよっ!健康か確認しようと思って熱中症で倒れるとか、本末転倒もいいとこだよっ!
と思って涼しくなるであろう頃を見計らって予約。当日は涼しかったので助かった。

拍子抜けしたのは、乳癌検査のマンモグラフィーを受けられなかったこと。
乳癌検査に関して、会社の検診のデフォルトプランがマンモグラフィー、超音波はオプション。
初めて受けた時、デフォルトのまま、マンモを受けた私は、その痛みにほんと飛び上がりそうになった。胸の大きさとか関係あるのかしらないけど、私(普通?!いや、見栄張ったか、やや小?!)の場合は、とにかく、「拷問ですかこれ?!」って感じだった。記憶が痛い方に強化されてる可能性はあるけど。
さらに、よくよく聞くと、30代なら超音波の方が正確で、マンモは40代ぐらいからに向くという説も(諸説、色々な意見があるのだと思います。が、こちらにも、そのようなことが書いてありますね。)。
ということで翌年からは私は自費で払ってでも超音波!タダで受けられると知っていてもマンモはパス!ということで数年やってました。

がしかし、妊娠だ、授乳だ、と身体も色々あったし、久しぶりの検査だし、マンモが向くという年齢に近づきつつもあるし、ここは勇気をもってマンモグラフィーも受けよう!!

と申し込んでいたのですが。
授乳を終えてから半年以上経ってないとマンモグラフィーは受けられないのだそう(今調べたら、先ほどのサイトにも確かにそう書いてある!)検査精度が落ちるかも(超音波についてはそう言われた)、とかそういうことではなく、そもそも受けられない、と。そーなんだ。私の決意を返してほしいぞ

そして、いつも受診して思っていたことをまた久しぶりに感じた。
人間ドックって、健康じゃないと受けられない。

飲まず食わずで、満員電車に揺られて(満員電車かどうかは時間や場所によると思うけど)病院まで行き。
血を抜かれ。
ある程度の時間、お腹出した状態で色々塗られ(超音波の検査。今回やや風邪気味だった私は少し寒かった、、、)。
やや無理のある体勢のまま息を止め(胸部レントゲン。私肩のつきかたが前に出ているのか、いつも結構きつめのストレッチ状態に陥る)。
空腹なのに、思いっきり息を吸って出なくなるまで出し切れと言われ(肺活量のチェック)。
そして極め付けは、台の上で色々アクロバティックな動きを求められる(そう、バリウム飲んでの胃腸の検査!)。
台にうつ伏せの状態で頭のほうが下がっていくのを、サイドのバーを握って身体を保つとか、ジムの筋トレですか。お年寄りとかも、これほんとにやってるのかな、辛すぎるでしょ。
けど、何事も慣れなのか。初めてこの検査受けた時は、色々体勢を指示される度、笑いがこみ上げてきてなんなのこれ、と思ったが。数回目となると、はいはい、やや右向いて腰浮かすのね、はいよ、って感じ。そして今思ったけど、以前は検査前に筋肉弛緩剤の注射をして、それがそれなりに痛かった記憶だけど、そういえば今回無かったな。医療技術の進歩なのか?!ビバ技術進歩!

おかげさまで、(当日わかる範囲では)特に問題は見つからなかった。
発見だったのは、胃の位置がかなり低いということ。
例のバリウム検査で、最後の方に、「はい、胃の部分を棒で押します、痛かったら言ってください」と言われて押されたのが、かなり下だったんですけど!!
思わず「え、胃ってこの位置なんですか?」と聞いてしまった。
もともと胃下垂気味だとは、言われてたけど。
世の中で「うまくいくか心配で毎日胃が痛いよ」とか言われる時の痛い部分のイメージってぇ、肋骨の間くらいじゃないですかぁ。(突如なぜかこんな口調のイメージ)。
私の場合、膀胱ですか?!って感じの位置でしたぞ。妊娠、出産を経て、胃の位置って変わることあるの?!子宮が小さく戻るタイミングで落ちちゃった?!(落ちるって、どんなよ?!)それとも去年盲腸になって手術した影響?!(え、手術の時に胃もいじられた?!えっ?!そんなわけないか?)

はい、以上、人間ドック受診しての雑感でした。
「思考の訓練」、とか、「思考の言語化」、とかなんとか、前回はそれらしいことを書いみていたものの。。。
久しぶりに書いてみた文章は、何のことはない。
「思考」の跡は、ない。
よって「言語化」とかも、ない。
ま、言語ではある、一応ね。
久しぶりの、筆慣らしということにします。

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